日常暴露
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2001年12月14日(金) ひねくれ小道1(小説)

「おやすみ慶時」
「うん。おやすみ秋也」
秋也が俺に軽くキスをしてそれぞれの布団に入る…これが最近の習慣
いつから始まったかなんて忘れた。
はじまりなんてそんな物だと思う…そしてきっと終わりも

いつからか秋也にキスされるたび胸が痛んで
「好き」だと言われる度にもやもやした気持ちになった。
秋也が嫌いになったわけじゃない それだけは絶対に違う
でもこの気持ちはなんだろう わからない…わからない…

「ノブさん最近元気無いよね」
「ちょっとな〜…」
体育の時間。見学席にて。
瀬戸は風邪を引いたらしく見学。俺はサボり…というかなんというか
参加者は今グラウンドを走ってる 女子は保健らしくグラウンドには3A・3Bの男子だけ…(合同体育で)
「シューヤと喧嘩でもした?」
「してないよ〜…」
なんでそこで秋也が出てくるんだ?と言おうとしたけど止めた
そこでまた気が滅入ってくる…
俺は周りにとって秋也の幼馴染でしかないのかなぁ…
まずい…本格的にへこんできたかも


シマ |MAIL

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