螺子巻き日記。
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| 2013年12月01日(日) |
今年も残すところあと一か月。 |
おともだちが「黒子視点の二次創作が苦手」と言っていたので、それから色々ぼんやり考えてみたら「そういや原作で黒子視点=黒子のモノローグって無くね?」ということに思い至った。 黒子の内心を描いた場面ってないような気がする。 どれだけ悔んだり悩んだりしていても、あくまで一場面としてしか描写されていないような。 かがみんはじめ他のキャラは皆モノローグで本心を描かれているのに。 黒子の回想という形式での帝光編でさえ神視点だし。 黒子はあくまで狂言回しなんだな……ということに仕事中気付いてぞわぞわした。作者様が意図してやっているとしたらすげえな。
SPEC爻観てきた。 前売り一枚しか買ってなかったけど、もう一回観たい。今度時間あるとき観に行く。 お話は本当にしっちゃかめっちゃかだったし、TVでさえ狭き門だったのが更に思いっきり観る人を選ぶ物語になってしまったけれど、私は好きです。 面白かったか、と問われれば首を捻ってしまいますが、好きか嫌いかと尋ねられれば迷わず「大好き!」と言えます。
ざっくりネタバレ保護色。 当麻と瀬文さんの恋愛を超越した絆がたまらなかった。 「瀬文ー!!」と呼ぶ、あの場面のあの絶叫は最高だった。当麻が助けを求めるのは瀬文さんで、それに絶対に応えるのが瀬文さんという男。 「俺にお前は殺せない」と言った瀬文さんが「来世で待ってる」と言って当麻を殺す。 うん、たまらん。 買った当初は「随分荒んだイメージ画だな……」と思った前売り(ムビチケ)の絵柄の意味が判った帰宅後ちょっと泣いた。二人が邂逅を果たした末の場面だったとは。 もうとにかく悲恋(この二人の関係に「悲恋」という言葉を使うのは違和感がありますが他の表現が思い浮かばない)が大好きなわけですよ。悲恋だけど二人にとってはハッピーエンド。当麻を失った挙句なんだかとっても荒んでしまった瀬文さんと、概念となり造り替えた世界で誰にも認識されなくなった まどか 当麻が、二人だけの隔離された場で互いの腕を掴み、目を合わせ、認識し合い、その世界での存在を確認する一場面。あの一瞬に全てが凝縮されていて、二人は救われたのだと思うと満足感でいっぱいです。 そして、エンドロール後の人混みの中に見える坊主頭と並んで歩く人物が引く赤いキャリーバッグ。 もう充分です。 親子愛が大好きだから当然青池母子には泣いたよ。潤ちゃん(大)の演技がちょっとアレだったのがところどころ引っ掛かったけど、それでも「産んでくれてありがとう」には泣いた。 先述したけれどお話は本当にもうひどくてとんでもなかったけど、大好きだ! ヲタクなんで厨二病展開が大好きなんだよー。世界崩壊とかリセットEDとか大好きなんだよー。 セカイさんはあれだけぽこぽこ消していけるんだから、あんな回りくどいことして核で世界汚して二億年掛けて浄化させるより、地道に人間消して回っていけば良かったんじゃないかな。面倒臭いけど。 残念な点といえば、平成ライダーの如く大集合を果たしたSPECホルダーたちの出番が少なかったことかな……ニノマエもっと活躍して欲しかった。当麻姉弟もっといちゃいちゃして欲しかった。あと結局TV最終話で左利きが右手で銃撃ってたのはただの凡ミスだったのか。 刑事連中が瀬文さんリンチする場面での刑事の面々のコスプレに吹いた。せっかくのシリアスな場面なのに! 集中出来ねえよ! 監督の照れ隠しだと判っていてもツッコまずにはいられなかった。 メーテル雅ちゃんなんていなかったんや…… んで朝倉もSPECホルダーだったってことで良いのかな。
観終わったあとのテンションでパンフ買ったら表紙が明らかに漸と対になるかたちだったので、漸のパンフも買うかどうか悩み中。買うなら今のうちだよなー。ぶっちゃけ漸はパンフ買いたいと思うほどではなかったので悩み所ですが、でも二冊並べておきたいなあ。 しかしパンフの折り込みの内側には狂気を覚えた。流石過ぎるぜ。
こりま
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