ボクハウソツキ  -偽りとテレコミの日々-
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2002年05月09日(木) 年上のヒト(2)

キミエD@42とは何回かメールし、電話で話す。
42歳という年齢にはかなり引いたが
それを感じさせない声と会話内容に面接をセッティング
埼玉某市に住む彼女とアポったのは金曜夕方の上野駅だ

上野駅

郷愁さえ漂うすてきな響き
って生まれてからずっと東京なんだけど
いつまでここは工事してるんだろうって思いながら
ごった返すタクシーを避けて車を駅前に停車
ルームミラーで駅から出てくる人々を注視する
もちろん酷牛ババアがきたら逃亡するためだ。
サイドをかけずにPレンジに入れたシフトレバーには
抜かりなく左手を添える。右手には3本目のセブンスター

ああ、このコが今日の面接相手だったらなあ
おお、これぐらいなら大人の女性ってカンジでイイなあ
かってな
妄想を膨らましながら、漆黒に身を包んだ
小柄で細身の女性を眺めていると、彼女は携帯を取り出す
ほぼ同時にポケットのぷりけーがうなった

彼女はすぐにボクのクルマを見つけて乗り込んできた
近くで見るとやっぱり
42歳は隠せないが
それでもまずまずじゃないか。
少なくとも酷牛じゃなかったことに
テレコミの神様に深く感謝した。


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