ボクハウソツキ  -偽りとテレコミの日々-
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2002年06月27日(木) 情緒不安定な娘(4)

その後、親しくなったマキは家に呼んでくれる。
場所がわかりにくいため、少し遅くなると
何度も電話をしてナビってくれる。いいコだなあ
と思ったのは間違いで、それは表題の情緒不安定の症状だったのだ。
それに気が付いていないボクは、単純にいい方に考えていた

近くのモータープールにクルマを停め、
二人でコンビニに入って買い物をする。
古いがしっかりした造りの鉄筋集合住宅の家に着くと
美味しい手料理を作ってくれてお腹もいっぱい
お風呂に入ってマキを抱いて寝る。
これでかわいければ申し分ないんだけどねえ
なんて考えていたが、それは甘かったのだ。


自己申告ではEカップ

マキは自分で少し心に病気をかかえていることを伝えていた
そのせいで仕事が続かない(特に対人関係が原因)
時々感情的になる以外はさほどおかしくは感じなかったので
一ヶ月ほどキープを続けていたが、悪いクセが出る。あきてくるのだ
それを察知したのかマキは豹変する

逢えない週末に何度も電話をかけてくる
逢える日も到着するまで30分おきに電話をする
疎ましいだけでなく、だんだんと不安を感じてきたボクは
ひと芝居うつことにした

実は黙っていたけど結婚してるんだ

もちろんウソである。
うまく行けば都合のいい関係になれるのでは?
そんな考えは当たり前だが甘かった
待っていたのは1時間にわたる修羅場だったよ。
マキは本気で彼氏としてみていたのだ

その後はもう思い出すのもキツい話。
マキに新しい彼氏ができるまでの短い間だが
携帯の番号をバラすまで事態はこじれたのだった
(かなり親しくなっていたので本携の番号も教えていた)
実にスマートではない、しかし自分らしい出来事ではあった。


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