千早西クラブ練習日誌
私は千早公園のサクラの木です
千早西クラブの子供たちの様子を
見て感じたことを書いていきます

2003年05月18日(日) 四度目の正直

雁ノ巣四連戦の今日は最終試合
九州小学生選手権福岡市予選

それはパート決勝
最終回表の攻撃の出来事でした

強豪 清道クラブジュニア
6回を終わって1−0でリード!
しかし、このままでは・・・・
7回表 ノーアウトから
将大くんがデッドボールで出塁
代打で出た将助くん
誰もが強打を予想した打席

意表をつくプッシュバント
相手ベンチも
そして味方すらも驚いたその打球は
ピッチャーの横をすり抜け
セカンド前への
絶妙なバントとなりました

お世辞にも足が速いとはいえない
将助くんが
懸命に走り
一塁へスライディング!
間一髪・・・アウト

ベンチに戻ってくる
将助くんの目に涙がありました
「怪我でもしたの?」
コーチが声をかけると
「僕は、セーフになりたかった・・・」

好投を続けていた
エースの高広くんが
かけよって声をかけました
「ナイス バント!」

勝ちたい!
今日のみんなの
ひとつになった心が
象徴された場面でした
試合に出ているメンバーも
ベンチで応援するみんなも

すべての心が
ひとつになりました

この思いに応え
健志くんのタイムリー
そして駿介くんのライトオーバーの
だめ押し2ランホームラン

千早西クラブは
見事パート優勝を決め
九州大会 県大会予選進出を決めました

初戦
3−0からの劣勢を
最終回
キャプテン悠平くんの
タイムリーで同点に追いつき
タイブレークの末
サヨナラ勝ち

打線がつながり
強豪 屋形原ライオンズを
コールドで一蹴した
第二試合

表彰式を見つめる
コーチの目にも
初夏の夕陽の光に
輝くものが
ありました

さあ
初めての県大会進出です
千早西はチャレンジャー
もっともっと強いチームに
今日の気持ちを忘れず
ぶつかっていこう!

おめでとう!
千早西クラブ第9期生の
すべてのみんな


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