千早西クラブ練習日誌
私は千早公園のサクラの木です
千早西クラブの子供たちの様子を
見て感じたことを書いていきます

2003年09月07日(日) 十三夜

去年につづき北九州市民体育祭少年ソフトボール大会(2号球)に参加。
福岡市のチームなのに北九州市の市民体育祭に参加していいの?
と思いつつ
度量の広い北九州市少年ソフトボール連盟様に感謝、です。

正直早起きは苦手の千早西の面々
今日も6時に公園に集合
みんな心なしか眠そうでしたが
寝坊遅刻もなく無事桃園に到着
今日も暑い!

1回戦は田原クラブとの対戦
打線が良くつながり5回コールドで勝利
だめ押しの健志のHRが効いた!

2回戦は高槻クラブ
ここはAパートに2チーム出していて
負けるわけにはいけませんね、ということで
気合いを入れて臨んだが
序盤は点が入らず苦戦
4回に敵失に乗じたたたみかける攻撃で3点
6回にも安打を連ね2点を加え
高広が2試合連続完封
リンクリーグを勝ち上がりました

今日の最後の試合は隣のパートを勝ち上がってきた
戸畑のあやめが丘ウイングスポーツ少年団との対戦
夏の全国大会に県代表として出場した強豪で
この対戦を楽しみに予選リンクリーグを頑張ってきました。

序盤、高広がランナーを出しながらも
緩急をつけた投球で相手の攻撃を0点に押さえ
迎えた4回裏
ノーアウトから悠平の内野安打で意気あがるベンチ
駿介がバントで送り
今日から4番に座った健志がセンター前ヒットでチャンスを広げる
つづく高広は三振に倒れたものの
ツーアウト2、3塁から出た監督のサインは
必殺のトリックプレー
(この日のために練習を重ねてきた?)
2塁ランナーが飛び出した、と見せかけて
相手守備を攪乱し
悠平がホームを陥れ待望の先制点をもぎとった!
(ここに書くと、もう使えない?監督ごめんなさい)

打席の恭介にベンチの気迫が伝わったか
火を吐くような当たりのライト前タイムリー
1点を追加し、2対0とリード!

「この試合、勝てるかも・・・」
と誰もが思った瞬間でしたが・・・

しかし流石に歴戦の強豪
ここからの反撃は鋭い刃となって
襲いかかってきます

5回表、
流れが傾いたのは
ツーアウトから9番に与えた
デッドボール
トップバッターのキャプテンに
左中間へ2ベースを許し
続く2番にレフト前に運ばれ1点を返されます

6回表
4番、5番にレフト前に運ばれ
失策も絡んでノーアウト満塁
1点を許したものの
なんとか同点でふんばります

その裏
2本の内野安打でワンアウト1、2塁と攻めましたが
後続が続かず無得点

制限時間の70分を越え7回からタイブレークに
トップバッターのバントを
痛恨の暴投で2点を許してしまい
2アウトをとってからも連打で1点を追加され
力尽きました・・・・

あの失策がなければ・・・
あの一打が出れば・・・
でも勝負に「たら、れば」はありません
それが試合の厳しさなのです

相手のピッチャー日高くんは
重く速い素晴らしい球でした
全員がピンチになっても落ち着いてプレーし
明るさと強さを感じる
素晴らしいチームでした

試合の後、あやめが丘さんと並んで表彰を受け
参加選手全員が賞状を頂きました。


悔しい思いを胸に
公園まで帰ってきて
反省会をした後解散・・・・

しかしみんなそのまま家へは帰らず
公園で自主練習?が始まりました。

今、この日誌を書いている
9月の夜空に白く十三夜の月が輝いています

千早西クラブの6年生は
まだまだ満ちていく
そしてもう一歩で丸く輝く
十三夜の月だと信じています。

明日から、また頑張ろう!
そして今日の戦いを引き継いで
5年生以下も頑張っていこう!


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