千早西クラブ練習日誌
私は千早公園のサクラの木です
千早西クラブの子供たちの様子を
見て感じたことを書いていきます

2005年12月23日(金) 最後の挑戦・・・そして

筑紫地区の4チームが企画してくださった
「LAST TRIAL2005 〜最後の挑戦」へ参加
6年生にとっては最後の大会
まさに「最後の挑戦」でした。

小雨と強い寒さの中
まず1回戦は三宅イーグルスさんと対戦

得点不足に泣いてきた、ここしばらくのスランプの打開策として
今日は大幅に打線を組み替えました。
その効果が一回に早速発揮!

先頭バッターのリュウセイがショートへの鋭い当たりででると
ケンタも続いて無死1、2塁
ここでキャプテンコウキがライトオーバーの3ランで先制
2回にも1点を追加し
相手の反撃を1点に抑えまず初戦突破!

2回戦は甘木ホーマーズさんが相手
これも初回、2アウトからコウキ、マサトが出塁
重盗で2、3塁としたところで
ヒロアキがセンター前に落ちる2点タイムリー

この2点を守りきって決勝に駒を進めました。

昼食後、いったん雨はやんだものの
決勝戦が始まるころには、またしのつく雨が落ちてきて
グランド状態はかなりバッドコンディション。

しかし、千早西ナインの士気は最高潮に上がっていました。
決勝の相手は、今年練習試合を含め幾度となく対戦してきた
福岡の横綱、香椎下原。
圧倒的に強い相手です。
しかし、まさに「最後の挑戦」
1回に1点を先制されたものの
3回、タク、ケイタの下位打線がチャンスをつくり
ナオキのライトゴロでまず同点
そしてケンタのショートゴロが雨のグランドで相手のエラーを誘い
逆転に成功

最終回の5回
下原のトップバッター、山本くんに出塁を許し
2アウトをとったものの、ランナーが3塁まで進んだところで
迎える打者は4番、キャプテンの伊達くんです。

寒さのため、途中右腕に痙攣を起こしながら
力投を続けるナオキの渾身の球を
センター前にライナーで運ばれ
同点!

雨の中決勝戦を見守るギャラリーからも
この熱戦に熱い視線が注がれます。

試合は6回からタイブレーカーへ
1死満塁からという特別ルールです。

表の攻撃を落ち着いて0点に抑え
バッターボックスに向かうのは
これまでみんなをひっぱってきたキャプテンコウキ

相手の投手、伊牟田くんもここは力勝負
2ストライクに追い込まれます

グランドは水浸し
冷たい雨の中、しかし両軍の選手の熱気は
あたりをヒートアップさせていました。

鋭く振りぬかれたバットから放たれた打球は
雨を切り裂く一筋の白い軌跡となって
ライトが差し出すグラブをはじき
グランドへ転がりました

決勝のホームを駆け抜けたのは
10人の6年生の中、ずっと控えでがんばってきた
代走のマサフミ

最後の挑戦は、こうして歓喜の結末を迎えました。

表彰式では、サンタさんも登場
最優秀選手にコウキが選ばれました。

みんなで勝ち取った、最高のクリスマスプレゼント。
千早西ナイン、おめでとう、ありがとう


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