証 
月-YUE-



 春はお別れの季節。

昨日の夜中。
彼氏と別れました。
別れを切り出したのは向こうのほうだったんだけど、
ぶっちゃけ、言ってくれてよかったです(笑)
すっきりしやした。
まだ悔しさは残ってるけどねぇ・・・
でもまぁ、嫌いになって別れるわけじゃない、
みたいなこといってたし。
謝ってたし。
いろいろ言ってた。

やっぱり、最後まで根は優しいやつだった。

学校辞めて、変わっちゃったのは事実だけど。
変わって行く彼を私はどうすることも出来なくて。
環境の違いって結構重要だってことに気づきました。

うちらの関係を良く知っていた部活の先輩とか
友達に話したところ、
「あんたなんでそんなけろっとしてんの!?
 悔しくないの!?
 あぁ〜もう、定演に来たらぼこぼこにしてやるっ!!」
となぜか私より怒り&悔しさ大なご様子。
そしてお決まりの
「あんなサル男よりいい人なんていっぱいいるんだから!
 見返してやんなさいよ!!!」
という励ましをいただいた(笑)

彼女たちが悔しがっているのは、
あいつが浮気してさらに一線を越えたということを
知っているからです。
だから、悔しくないのっ!?って聞いてくるわけですね。

でもそんな深刻な感じじゃなくて。
なんか友達に戻るだけって感じ。
多分あいつとはそうやって一生付き合っていくんだと思う。
そしてあまり悲しくもなく、悔しくもないのは
もうとっくに自分の気持ちの整理はついていて
恋愛感情なんて何処にもないということを
無意識に自覚していたからかもしれません。


さくらが満開です。

通学路のサイクリングロードの途中に、
桜並木があって。
短くも美しい命の物語を毎日目に出来るのは
春休みなのに毎日部活がある人だけの
特権です。

この先別れは数え切れないほどあるだろうけれど、
その分もっとたくさんの新しい出会いが待っている。

春は新しい自分に生まれ変われる季節だとも思う。

新しい自分になる。
朝の空気に輝き
力の限り咲き誇るさくらに誓う。

2003年04月06日(日)
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