kumohikaruの日記
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午前零時5分
その時はきた
生あるものの死
命をあたえてくれた人の死
幸せそうな寝顔のまま
旅立った
長い間ありがとう
そして 最後まで 思いやりを ありがとう
不思議に あまり 哀しくない
好きに成る
人を好きにさせた人だった
知らせを聴いた人が
自分で育てた大輪のピンクの「芍薬(しゃくやく)」を
抱えきれないくらいもってきてくれたという
「畑が隣で世話になったから まくら元にかざってほしい」
そんな
一つの芍薬の花をすでに顔の周りにある花花のなか
耳の隣においた
いっしょに天国にいくように
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