仕事が終わった後、Fさんから電話がかかってきました。
F「もう風呂はいったか?」
団「いや、まだだけど?」
F「うちの風呂こわれた、銭湯いくぞ」
団「わかった」
そんなわけで、地元の銭湯にやってきたのだ・・・
Fの運転する車が銭湯の駐車場に差し掛かった時
前方に駐車してある車の後部座席から、生足が見えているのに気が付いた
何やら、荷物を後部座席から降ろしているようだが
かなりきわどい短めのホットパンツを履いていた。
団「あの人、この寒い中、よくあんな格好するわー」
F「ありえんな」
で、我々も車を駐車して銭湯の建物へ入り、奥の浴場まで歩いていく途中
前方50mほど先に、先ほどのホットパンツの人が歩いているのに気づいた
頭にはニット帽をかぶっていた
団「あ、さっきの人や、なんかよく見るとゴツイ足してるなぁ」
F「そうか?メガネ持ってきてないから、よく見えんけど」
そして、ホットパンツの人はそのまま男湯の方へ入っていった。
団「ちょwwwwえ?wwww」
F「は?間違えたんか?」
団「男なん?wwww」
我々も男湯へ入っていくと、そこには!!
普通のおっさんがそこにいたw
ニット帽を脱ぐと坊主頭に銀髪(白髪?)のおっさん(推定50歳)
団「これは想定すらしてなかったw」
F「こえーw」
とりあえず私はホットなおっさんの方を向かずに着替えていたら
F「なぁ、あいつキャミソールにブラジャーまでしてるぞ?w」
F「なぁ?聞いてんか?」
などとFが言うので、とりあえず私は聞こえない振りをし
そっちを見ないようにするのが精一杯であった。
浴場に入ると白いおっさんは、おもむろに浴槽に入り
手だけを外に出して腕立てを始めたではないか!
私は走って逃げたくなる衝動を抑えながら体を洗ったのであった。
しばらくして白いおっさんがFの隣に座って体を洗い始めたので
慌てて我々はサウナに避難したのだった。
サウナに入ると、中は先客で混みあっていた。
団「なぁ、これだけ混んでたら白いおっさんの話題が出るんじゃないか?」
F「ん?」
団「アレだけの逸材だ…他の客の話題にもあがるだろう」
F「なるほど、俺らはここで聞き耳を立てていればいいんだな?」
団「うむ」
客A「・・・・」
客B「・・・・」
客C「・・・・・」
客D「・・・・」
客E「・・・・・」
客F「・・・・」
客G「・・・・・」
客H「・・・・・」
F「誰もしゃべらねーじゃねーか!w」
団「そうだねw」
そんな感じで何とか風呂から上がると、白いおっさんが先に上がっており
全身にすさまじい匂いのするローションのようなものを塗りたくって
テッカテカになっていた。
団 (うわ・・・すごい匂いだ)
F (くせーなおいwwww)
客A(くせぇ・・・)
客B(くせぇ・・・・)
客C(くせぇ・・・)
そんなわけで我々はさっさと匂い部屋を脱出し、
白いおっさんには二度と会いたくないと話し合いながら
一目散に帰ったのだった。
団長の今日の一言
「たんなる実話」
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