優しい=青い部屋=あたしとmasayaの日々。

2002年03月07日(木) 木曜日/ランチ

朝、急に思い付いて、masayaをランチに誘ってみた。
いつもごちそうになっているし、いつもお世話になっているので、
今日はあたしがごちそうするつもりで。
masayaが忙しいのはわかっていたが、ダメならダメで仕方ないと思っていた。

彼の返事は、お昼にでかける用事があるから、その後ならオッケーだというものだった。
きっとそんなに時間も取れないんだろう。

11時を過ぎた頃に、そろそろ出ようかと思うとメールが来た。
待ち合わせ場所まで車で向かう。
少し遅れて来た彼は髪を切っていた。

切ったのね。

ああ。切ったよ。どーにも鬱陶しいので。

まだmasayaはお昼からの用事を済ませていなかったようだ。
一緒にそこまでいって、あたしは車の中で待っていた。少しでも長くいられるのは嬉しい。

まだ何を食べるか決めていなかった。
適当な店を2軒ほどあげてみて、絶対空いている方に行くことにした。
時刻はもう12時を過ぎている。

結局はあたしの食べたいものになってしまって、少し苦笑。
masayaはビールを飲む。あたしも少しだけ口をつけてみた。
苦い。いつまでたってもビールはおいしいとは思えない。

一緒にランチを取って、デジカメで彼の画像をちょっと撮ったりして、
食後のコーヒーは他の店へ行く事にした。

珈琲専門店。彼が良く行く店の他の支店。
ストロングブレンドをあたしは頼んで、masayaはサンドライブレンドというのを頼んだ。
一口味見すると、masayaのほうがあたしのより苦かった。

カウンターの隣に座る彼をじっと見る。
睫毛が長い。ねぇねぇ、ビューラーであげさせてよというと、masayaは嫌ですと言って笑った。

後はもう帰るだけだ。
駐車場に戻って、少しだけキス。珈琲と煙草の香り。

帰り道が混んでいたので、迂回して帰ることにした。
はじめて通るという道を彼は選ぶ。ねぇねぇ、知ってるの?大丈夫?少し不安。
ずぅっと進んでいくと、道は細くなり、住宅地に入り、そして、大きな団地の中に続いていた。
それを抜けると、masayaがたまに行く輸入食材をたくさん扱うスーパーの前に出た。

あ、ここだったのねぇ。

そだよ。ところで、買うもんはないのか?

あたしはここのプリンが好きだ。そんなことを言われたら急に食べたくなったので、Uターンして、戻って貰った。

カクテルプリン350円。masayaの部屋で何度か一緒に食べた。
アップルグアバジュース。masayaの部屋で前に少しだけ飲んだ。すっぱくておいしかった。
それだけを買って駐車場に戻った。

masayaの家の近くを通る。
左に曲がればいつもの駐車場だ。でも今日は右折。
少し残念。でも仕方ない。

ガソリンを入れに行って、待ち合わせた場所まで送って貰った。
なんだか別れるのが惜しくて、車の中で一本だけ煙草を吸う。
吸い終わって、さよならのキスをして、あたしはmasayaの車から降りた。

時間がないのに逢ってくれてありがとう。
普通のデートをしてくれてありがとう。





帰ってから、ひとりでプリンを食べてると、少しだけ涙が出た。







My追加


 < past  INDEX  will>


~*Yuu
エンピツ