珈琲の時間
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握りこぶし2個分くらいの固まりが 直径30cmの皿の上に3つ。
黒々とした、まるでコールタールで和えたような、 メニューに写真がのっていたらとても頼まないような、 となりの席の人が食べていても、 「アレと同じの」というより、 「アレ、何ですか?」と聞きたくなっちゃうような。 遠目で見るとまるで海苔が大きすぎたおにぎり。
真っ黒な甘酢あんかけに柔らかな豚の肉の塊。 酢と豚で酢豚。 まさにその名のとおり。 何も間違っちゃいない。 ごちゃごちゃした彩りの野菜が無いのもシンプルで素敵だ。。
この店で初めての酢豚。 お気に入りに登録。
それにしても開け放したドアから吹き込む夜風は冷たい。 この席はどうにかならないものか。
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