珈琲の時間
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おばあちゃんの声で目が覚めた。 竹の子御飯を持ってきてくれた。 カレーと交換した。 夕べ作っといてよかった。 昼御飯に間に合わなくなるところだった。
今日は雨だから出かけない。 雨じゃ無くても出かける気など無い。
それでもベランダには出る。 新しい花が咲いた事を知っているから。
黄色い花と紫の花。赤い花はもうちょっとだね。
ガチャピンがいない。 ブルーベリーの木を丁寧に探した。 気が付いたのは葉っぱが半分くらい食べられてしまったと言う事。
あきらめて部屋に戻ろうとしたら 東に移動しているのを発見した。 ベランダの中央を壁沿いに進んでいた。
今日は頭が冷めているので シャベルですくって庭に向って投げた。
広い世界を彷徨いなさい。
さようなら。またいつか。
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