小さすぎてよく見えなかったから目を閉じてその空気を肌で感じてみようと暗闇の中をもがいてみる。何をもがいているのだろう?暗闇からの脱出法か?わずかな明かりを求めているのか?明かりなんて見当たらない深い夜の闇だもの。お月様すら隠される厚い雲がはばかっているもの。まあ、お月様だって、休憩したいときもあるだろうね。曇り空も悪く無いさ。ただ今は太陽の光を浴びたい。朝が来るまで寝て待とう。