珈琲の時間
INDEX過去未来


2002年07月10日(水) 落とし物

自動ドアがしまってワンテンポ遅れて
軒下からポトンと何か落ちた。
んん?
硝子越しに近寄ってみると雀より小さな鳥が
入り口に敷いてあるマットの上でキョトンとしていた。
おぅ。
そんなところにいたら踏まれちゃうぞ。

ドアが開いたらビックリして飛んでいくだろうか?
否。状態変わらず。

触ったら攻撃するだろうか?
否。ヨロヨロと撫でられている。

捕まえようとしたら逃げるだろうか?
両手の平ですくったら顔を見上げてピヨピヨ鳴いて首をかしげた。

なんて警戒心の無さ。
なんて可愛いんだろう。

飛び立つ気配が全く無いので段ボールを持ってきて
とりあえずの居場所を作った。
悪戯されないようにお気をつけあそばせ。

仕事に戻ってしばらくの間、鳴き声が聞こえてきていた。
3時間くらいして様子を見に行ったらいなくなっていた。
何処に飛んでいったのだろう?

楽しく不思議な出合いの1日。
またね。


urahihc |mailココロのスキマ

My追加