珈琲の時間
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自動ドアがしまってワンテンポ遅れて 軒下からポトンと何か落ちた。 んん? 硝子越しに近寄ってみると雀より小さな鳥が 入り口に敷いてあるマットの上でキョトンとしていた。 おぅ。 そんなところにいたら踏まれちゃうぞ。
ドアが開いたらビックリして飛んでいくだろうか? 否。状態変わらず。
触ったら攻撃するだろうか? 否。ヨロヨロと撫でられている。
捕まえようとしたら逃げるだろうか? 両手の平ですくったら顔を見上げてピヨピヨ鳴いて首をかしげた。
なんて警戒心の無さ。 なんて可愛いんだろう。
飛び立つ気配が全く無いので段ボールを持ってきて とりあえずの居場所を作った。 悪戯されないようにお気をつけあそばせ。
仕事に戻ってしばらくの間、鳴き声が聞こえてきていた。 3時間くらいして様子を見に行ったらいなくなっていた。 何処に飛んでいったのだろう?
楽しく不思議な出合いの1日。 またね。
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