珈琲の時間
INDEX|過去|未来
仕事が終わって帰宅した後、連絡待ち。 夕飯の支度が出来た所で携帯がなった。 タイミング悪。 まあ、そんなもんさ。 用事があったのは自分だし。
トイレに行きたくてちょっとイライラしてたみたい。 待ち合わせ場所につくまでにも携帯がうなる。 もう着くよぉ。もうちょっと待ってよぉ。
従姉妹の結婚式の返礼の品物を渡しただけで 会話も少なく帰ってしまわれた。 まぁ、この時間じゃぁ近くにトイレを借りれる場所なんてなかったからなぁ。
なんだかいつもと印象が違って見えたのを 特に不思議にも思わず 家に向う途中で「...あ。」っと。
そうか、違って見えたのはしゃきっとした綺麗なTシャツを着ていたからだ。 いつものくたびれたよれた白いTシャツでなく 濃紺色の新しいTシャツ。
そうか、そういえばあれはアレだ。 あれは父の日と誕生日を兼ねて妹と2人で撰んで送ったアレだ。
なるほど。
わざわざ着てくる所が口数の少ない父の可愛い所。
ふふふ♪
|