とってもよく覚えてる。
火曜日で会社は休み。そして夜にはマシンガンズのライブが 川口リリアであった。
その日は東京に台風直撃していて 昼間の外はものすごいことになってた。 今日会社が休みでよかった〜と夕方電車ちゃんと動いてるかな〜 とかそんなことを考えていた昼間。
台風も夕方頃には去っていて みごとに晴れ渡り ウキウキでライブに行った。
終わってからTさんとご飯を食べて家路に。
帰ってすぐにコンタクト取ってお風呂に入り 出たらテレビを点けてメガネをかけた状態でドライヤー
これはいつもの風呂上りの日常 ドライヤーの音でテレビの音は聞こえないけど 映像だけいつもテレビ(ニュース)を見ている
去年もそんな感じで音なしのテレビを見ていたら アメリカ国防省が燃えていた (↑テロップが出ていたのでわかった)
飛行機が落ちたらしいことがわかり アメリカの国防省には飛行場があって 着陸に失敗した飛行機が燃えてるのかと思ってた。
「省に滑走路があるなんてやっぱアメリカはすごいな〜」
なんてものすごい思い違いをしていた。 少しするとツインタワーが燃えている映像に変わり 時間が経つにつれて状況が解ってきた。
現実離れしすぎてて、ビックリとか恐いとかよりも ワケがわからない!!と思うほうが強かった。
飛行機がビルに突っ込む映像を見ても 映画のワンシーンを見てるとしか思えない。
その後も遅くまでテレビを見ていたあの日から1年。
数日前からこのことをニュースでやり始めていた。 テレビで1番見た映像、1番初めに追突した映像が なぜ撮れたかを知った。
そして今日の特番でそのカメラマンが撮った映像を 日本テレビがやっていた。 新人消防士のドキュメンタリーを撮っていて たまたまガス漏れで出動していて偶然の産物だった。
その映像をやる前にはピッツバーグに落ちた 唯一、地上に犠牲者を出さなかった飛行機内部をやっていた。 もちろん推測映像でしかないけど 家族に向けた電話での言葉は 普通には見ていられなかった。
拭いても拭いても涙が止まらない。 今、自分は何をしているのか考えずにはいられなかった。
家族・友人 そしてお世話になっている人達。
自分1人で生きているワケではない。 いつも誰かに支えられて今、自分はここにいる。
生きていれば何かがある。 良い事も、もちろん悪い事も。
死んでしまえばそこですべてが止まってしまう。 とはいえ人間いつ死ぬかはわからない
お父さんもある日突然この世の人ではなくなった。 生きている1日を精一杯生きよう。
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