中学受験。

この間、日能研のカバンを背負った小学生を大量に見かけた。私も、日能研じゃなかったけど、中学受験経験者としては、なんか見てて懐かしくなる。

中学受験って、親に言われて始める人が多いって言うけど、私は地元の中学が怖いってウワサを本気にして、自分から始めた…って感じだったなぁ。あ、あと、電車通学って言うのと、定期に憧れて(笑)。塾に通いだす前、取り敢えず志望校を決めなさいって言って、親に中学案内の本を買ってもらった。自分の受けたい学校があったら塾に通わせてあげるって言われて。これが小5の秋くらい。後から聞いたとこによると、中学から私立行かれたら、お金かかってしょうがないから本を見て諦めさせようって魂胆もあったらしいけど(笑)。でも、その本で気に入った学校があって(基準はうちからの距離と制服だったり…。中学がセーラー、高校がブレザーに憧れてた)、「ここ行きたい」って言って塾に通い始めた。それが小5の冬期講習。親も諦めたみたいで受験勉強させてくれたけど、「今から始めたってどうせ受からないだろうし、いい経験になるんじゃない?」って思ってたらしい。それから一年後、私が受けた中学は2校。最初に行きたいと思った学校は相変わらず第一志望で、当時の自分にとって、かなりギリギリのレベルの学校。塾の先生には、それよりもう少しランクを下げた所も受けないかって勧められたけど、私も親も、私立に通うために受験をするんじゃなくって、行きたい学校に通うために受験をするって決めてたから、それ以上は受けなかった。それに、中学受験は別に失敗しても地元の友達がいっぱいいる中学に通えるわけだし、それはそれでいいと思ってたから。

結果としては、なんとかどっちにも受かり、晴れて第一志望校に通える事になった。最初のうちは、成績悪いと退学させられんじゃないか…とか、ビクビクしてたけど(笑)、今は中高六年間で、いい友達いっぱい出来たし、他にも色々あったし、楽しかった事も嫌だった事も含めて、あの学校通えてよかったな〜と思ってます。以前より積極的になれたし、人に対する考え方も変わったし、全体的に、オトナになれたから。(←12〜18歳の間に全く大人になれないって言うのも、それはそれで問題だけどね…)

まぁ、最終的に言いたい事としては、その中学受験をする子達にも、これからの6年間、中学受験をした事を後悔しないような、そんな生活を送ってほしいな、と思ったわけです。はい。以上!!
2002年01月07日(月)

diary / みきお

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