映画 - DEATH NOTE --- 2006年10月26日(木)

DEATH NOTE(前編) --- 日本/2006

監督:金子修介
脚本:大石哲也
出演:藤原竜也/松山ケンイチ/戸田恵梨香

後編公開前に公開半年も経たないうちに前編をテレビで放送、というなんだかものすごいことしてました。

原作の漫画を一度読んだことがあるので、仕掛けは知っているし、おおよそのラストはもう予想ついちゃってますが。
それで、映画オリジナルのライトくんの彼女は、そういう方向にシフトしていくんだなるほどね!と思ってたんですが、結果を見て目が点になってしまいました(笑)。ええええええもはや彼は人間じゃねええええ幼児期に何か心の傷を受けたとしか思えない屈折率!いやまあいいんですけど、それはそれで(笑)。
漫画の時から疑問に思ってたんですが、ポテチの携帯テレビ、あれはライトくん本人が買いに行ったらすぐLにバレてしまいそうですよね。デスノートを使って犯罪者に携帯テレビを買わせてどこかに隠させたのかなあ。デスノート被害者とそういう接触の仕方ができるのならば、わざわざ刑務所の中で実験しなくてもいいような気がするんだけど……Lにヒントを与えるだけになるんじゃ……そこは凡人にはわからない深い理由があるのかしら??あと、映画の冒頭でライトは新宿アルタ前でなにをしてたんだろうか……どうでもいい悩みだけど(笑)。
いやでも、最後のLのコンソメパンチのポテチ演出はニクイですね。なんか、ほんとにLならしそう(笑)。
後編の注目すべきは、レム声優役のピーターですね!オスメスの区別つかねえええ!と思い切りツッこみたい気分になりました。ナイスキャスティング!

映画は漫画よりわかりやすさを重視しているようでした。正義と裁きについてのテーマより、登場人物の頭脳戦に重きを置いたような感じ。
監督はライトなりの正義を描きたいがために渋井丸拓男のオリジナルエピソードを挟んだだろうけど、ちょっと影薄かったかもしれませんね。ライトの性格がひん曲がりすぎてるから(笑)。

(AT TV/20061027)