ネバーランドの住人
ウエンデイ



 ウエンデイがいなかったら・・

彼に・ある日・・
遙か遠くの場所での
仕事の話の要請があった。

でも・彼は断ったの。
収入も良いし・
条件もいいので心は揺れたらしい(笑)

”ウエンデイがいなかったら断らなかった・・”
・・って・・。

その仕事を引き受けたら・
更に逢うのが大変な状況と・・
連絡がつきにくくなるのは
間違いなかったしね。

その日の晩・彼の車で・・
深夜の映画館に行きました。
映画館では観客は・私と彼だけ・・

面白い場面で・彼は笑い・
私も笑ってお互い顔を見合わせていた。

大きなスクリーンの世界の中に
溶け込んでいった・・

過ごした時間はかけがえのない
時間に感じた。





2002年05月22日(水)
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