ネバーランドの住人
ウエンデイ



 失いかけたもの

恋愛しなくても、生きていけるとはわかっている。
そして、彼がいなくても、
私は自分の人生を歩んでいけるはずなんだけど。

だけど、一人で考える時間があった時、
彼のいない、、出逢う前のことを考えた。
彼の言葉で一喜一憂して、悩むことがなかった毎日。
だけど、単調で、何かが物足りない・・
そんな気持ちであったと思う。

以前、過去に、一度、ケンカ別れをしたことがあった。
ヨリを戻したのは1ヶ月おいてから。
彼は、1ヶ月の間・・実家に帰っていて・
一人になった時、
彼は、私のことばかりを考えたと言っていた。
それから、
”ウエンデイの毎日が欲しくなった。一緒に住みたい”と
言われたけど、外国に住むには、
私は、今の日本での生活を捨てなければ
いけないということになるので、きっぱりと断った。
結局、遠距離でつきあっている状態。

私は、私で、彼のことをずっと考えてしまって、、
彼との電話の時に、、
”やっぱり、あなたがいないのはつまらな〜い!!”
・・と言ったのだった。

一言でいうと、、彼がいてこそ、
毎日が楽しいんだな〜とわかった。
今思えば、私の大事なものを失うところだったのかな?と・・

自分から、恋人に”好き”と言ったり、
愛情を示すのは、自分のプライドが許さないことも
あるかもしれないけど、、
大事なものは、カッコつけていては失ってしまうことって
あるのだと思う。
自分のプライドをくすぐるとか、駆け引きで優位に立つことは
気分が良いけど、、本当にそれでいいのだろうか?
欲しいものを得る時は、
カッコつけてちゃいけない場合もあるんだった。


2004年06月15日(火)
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