さんさんと よるべなく うたうたい さすらいの ほうろうの
むねに なまめかしく はびこる やまに かわに たにぞこに
いつまでも なすすべもなく つづくのは それは いつまでも
そのように なりたいと あのように ありたいと ゆめをみる
らいらっく あれはらいらっく のような ひとときの ゆめが
のきしたで ねがえりをうつ まさに そのときを ひるがえす
しゅんかん うたうたいは めざめ よるにめざめ さまよえる
たび はじまり べつのたび おわり であって しまうのです
であって おわり はじまる それは さむいそらのした そう
あのさむいそらのした あのさむいそらのしたでであってしまう
いくつかの わかれみち めを つむり むねに しまい たび
たったいま はじまる わかれではなく わかれみちを すすむ
いつしか はじまりつづける おわりつづける うたを おくる
−−−−−−−−−−−−−−−−−− アクロスティックです。
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