のどあめ街路樹の陰から人のようなものが半分だけはみ出ていて手招きするので怖くなって目を瞑ると吸い寄せられ息を吐きかけられる気配が半分だけして口をこじ開けられてのどあめのような丸いものを突っ込まれるそれは熱く焼け爛れたのどあめのようなもの蒸発して気管から蒸発して空に舞い上がる半分だけ残る私と結合する手招き