数の子
我が家のオヤジは金をためることが趣味な人間で
貧乏貧乏と教育され育ち
しかし親父が働いていた会社の規模
引退後の悠々自適な生活を見ていると
我が家は中流過程だったのだな
と認識したものですが
数の子
正月と言えば数の子
毎年それだけが楽しみで
けして新巻鮭が食卓に登場することは無く
我が家の子供の頃の贅沢と言えば
数の子でした
そのせいか
数の子のみならず
イクラキャビアたらこなど卵モノを好む私
しかし近年は
正月のみならず
寿司屋に行けば通念数の子が食べられるし
数の子の価値は
最早堕落した
とまで思ったものです
いつしか
私も
チンコは子供のカタチではあるが
それでもそれなりに大人になり
家族揃って元旦におせちをつつく
ということもなくなっていき
それでも
数の子はずっと食しているものの
高級感
稀少価値
みたいなものは感じなくなり
いわば
数の子不感症
に
なっていたのかもしれない
あのコに
会う
まで
は
松坂の移籍金６０億円年俸総額６０億円
ベッカムの移籍総額３００億円
なんてまあ年末から年始にかけて
派手な数字が踊るスポーツ界ではありますが
まあ庶民として
恥ずかしいことは
６０億あったら３００億あったら
オレだったらアタイだったらと
何に使うあれに使うなんて
ありもしない金の使い道を
夢想し妄想しては
一生そんな大金を得ることは無いのだと
現実に引き戻され
たかだかスポーツ新聞ごときが原因で
必要の無い落胆を迫られることの
無意味さを私は感じるので
そんなことは絶対に拒否しているのではあるが
ただ
社会生活をしている以上
上司や取引先・顧客など
親しくはない知人などと雑談せざるを得ない場合
こうした通俗的な会話が好まれる
もしくは無難
であるからして
庶民の恥ずべき夢想妄想を余儀無くさせざるを得ない状況もしばしばオッフン
まあ百歩譲って
夢想するのもタダだし周りにも迷惑かけないし
個人の自由
っちゃあ自由なんだけどね
それよりも何よりも
それよりも恥ずかしいのは
人間とは欲深いもので
車買って〜家買って〜会社作って〜旅行して〜
それであれしてこれもしてついでに
なんて
いやんお金足りひんっ！！
なんて言ってる輩はまだカワイイ
カワイ過ぎておっちゃんアナルにぶっとい注射ぶちこんだろかいな
なんて思うくらいまだ甘ちゃんなわけで
何が恥ずかしいって
まあ夢想とは言え
目の前に大金があるとして
全て自由に使っていいって言ってんのに
妄想の世界ですら
お金を全部使い切れない
挙句
そんな大金要らない
などと企画自体を否定する始末
そんな器の小さな人間が人の親だったり
会社の中枢を担っていたり
人間力の低下を実感するものなのだが
実は年末
私は非常に調子が良く
否体調はあんま良くなかったのだが
いわゆるギャンブル的なものが
勿論学生時代はよくギャンブル的なものはよくやったものだが
業界の規制と緩和が繰り返され
まあ詳しい話はさておき
つまり仕事がだいぶヒマになり
時間が空きがちになったので
って時間が空けばギャンブル的なことに走ることこそ
哀しくて恥ずかしいという批判はさておき
ともかく調子が良かったわけだ
でまあそんなギャンブル的なことで儲かったお金なんてのは
またギャンブル的なことで無くなるのが世の常
儲かったお金を貯金できる性格なら
ハナからギャンブル的なものに手を出さないわけで
まあとにかくお金が多少なりともあったわけで
身の回りの品や欲しかったものを買い揃え
食べたかったものを食べ歩き
まあそりゃ欲を挙げればまだまだ欲しいものは
たくさんあるのだけれど
それなりに散財もしたし
さて残るお金をどうしようかと
勿論別に使い切る必要なんて無いのだけれど
世間は年末クリスマス
歳末で繁華街は賑やかなことだし
前述した
金があるのに使い切れない器の小さな人間には
死んでもなりたくは無いので
ということで
なんかこう散財欲が刺激されたっつうのん
でまあ何故か
ゴリサンタになってみよう
と
ゴリ長おじさんになってみよう
と
じゃあ誰に何をプレゼントしようか
ってんで
考えてみますと
まあ
何と
いいましょうかあ
私には
彼女？
どころか？
友達すら？
いないって言うかぁ？
つまり
プレゼントしようにも
被プレゼンｂント
つまりされる相手がいないのだねエッヘン
って胸を張ってみても
これは
お金を使う使い切れるか否か
の問題よりも
哀しくも
悔しい
恥ずかしくは無いが
それでもなんかやっぱ哀しい人間であるのだなあ
と
年末に落ち込んでいてもしょうがない
ってんで
会ったことがない
もしくは数度会った程度の
お互いの住所を知っている所謂メル友さんたちに
金額にすればそう安くは無い額のプレゼントをさせてもらい
たいそう喜んでいただき
気持ちよく散財しましたところ
情けは人の為ならず
なんて昔のどっかのおっさんが言ったように
年始からついこないだにかけて
またまたギャンブル的なことが調子よく
勿論
年末年始のギャンブル的なことはまあ祝儀ということで
締めたり勝つことはほとんどなかったのだけれど
昨今は初出しイベントなんて
正月から大解放しており
単にその恩恵を受けただけなのかもしれないけれども
まあ儲かったことには変わりが無い
そもそも
私が行ったそのパチンコ的なお店は
正月からグランドオープンし
店員のお姉ちゃんは皆スタイルが良いどころか
ホットパンツにビキニ姿なんて
風俗ばりに過激な衣装で過激な出玉が売りらしく
そもそもそのお店は風俗街のど真ん中
風俗店と風俗紹介所に挟まれて立地しており
そこで儲かっておいて
風俗に行かない輩がいるだろうかいやない
そんな哀しい人間にはなりたくない
チンコが小さくとも
器だけは大きくありたい
そんな思いで行きつけの紹介所へ
って行きつけの風俗紹介所がある時点で
なんとも哀しい人間では無いかという批判は
エロスイッチの入ったアタクシの耳に届くわけも無く
情けは人の為ならず
ね
たとえその場限りの風俗嬢においても
お菓子的なモノや小物的なものを差し入れるだけで
法律で禁止されてることも
してくれたりしてくれなかったりすることもあらずんば虎子を得ず的なことも
なきにしもあらずんば願ったり叶ったり
まあなくはないこともあったりなかったりするわけで
その日は
やはりそのパチンコ的なお店の影響からか
なかなか待ち時間が無くそのままストレートに行けるお店が少なく
待ち時間の少ない店をチョイスし
好みの女性がいなかったもののまあ仕方が無い
私は発射さえできればそれで良いのだ
それよりも何よりもギャンブル的なものがホクホクで
私は余裕なのだよ
たとえこの子が地雷だったとしても
また違う店に行けばいいだけの話では無いか
ってんで
余裕たっぷりにエロ過ぎるという店長オススメの
ちょいと太めの女性を指名しレッツプレイ
まあ風俗なんてのは
女性が身体を洗ってくれるんだけれども
それでは密着が少ないってんで
情けは人の為ならず
ってんで
普段女性がされることはない洗い返しを
心をこめてして差し上げ
いざベッドイン
乳首はどうですかあ
噛むのと舐めるのはどっちがいいですかあ
そうですか両方ですかそうですか
いやはやスケベなんですなあ
おやおや
じっとりとしてまいりましたなあ
おおそうだ
オモチャがありましたなあ
せっかくですから使ってみましょうかあ
いやはや感度がいいですなあ理想ですなあ
人が人ならナイスですねえって言うんですよ
え知りませんか
そらそうでしょうなあ
ああイキそうならイッテくださいよお
ブルブルブルブルブルブルブルブル
さて
と女性を一通り揉み上げ舐め上げ
じゃあそろそろってんで
指をおまんまんさんにそうにゅうしましたところ
異物
異物
異物
アタイ数の子なの
と無邪気に笑う少女のおまんまんさん
いやおどろいた
この歳になって数の子天井と初体面ではないか
おまんまんさんのなかに無数のブツブツのみならず
強烈な締め付け
チンコをいれてもいいかと問うと
差し入れや洗いっこのお礼にいいよと言う
ゴム越しと言えども
無数の突起物は私のチンコを３６０度刺激し
刺激し過ぎるので僅か数分で大発射と相成りまして
私のチンコも打ち止めです
なんてオヤジジョークは
若い世代には通じませんのお気をつけて
しかしながら
その数の子に挿入していた数分間は
私にとってはかなり長い時間のように感じ
そのあいだ
数の子に出会った感動
数の子を実食した感動
幼少期の正月の思い出
初めて数の子を食べたときの思い出
ココ数年数の子に対しての虚脱感
数の子に対する申し訳ない思い
いろんな思いが
脳内でループし
発射と同時に
数の子が昇華された
情けは人の為ならず
人に善い事をすれば
善い事がループし
いずれ自分にもそのループが巡ってくる
ありがとう数の子
ありがとう数の子天井
だから
日記の女性読者さんたちよ
私に
性的に善い事してくれたって
いいんだよ
６０億あっても
３００億円あっても
数の子天井との一夜は
プライスレス
風俗料金は数万程度だけどね。
ハビュエヴァシーンザ数の子？