も*う*は*う*け*い*じゃ*な*い*か*ら♪
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2007年04月15日(日) 仮性の告白

告白します
尻が好きです
尻が好きなんです
女の尻が好きなんです
女の尻が
好きで好きでしかたないんです
無人島に何かひとつ持っていくなら
そりゃあカレーライスと女の尻ですよ
女の尻さえあれば
もう他に何もいらない
人生の最期は
女の尻を触りながら死んでいきたい
子宮ではなく
アナルから生まれてきたのではないか
というほどの尻好き
ということを
どうか
わかって頂きたい
そして
私が
チンコを大にして言いたいことは
尻好きではあるが
尻フェチではないということ
尻のカタチ
尻の大きさ
色・ツヤ・匂い
そんなことで尻を判別し
そして差別するチンコの小さな人間ではなく
垂れた尻も
大き過ぎる尻も
矯正下着で不自然に上げられた尻も
将来出産大丈夫かいな的な小さな小さな尻も
そう
女の尻には
女の乳にはない
陰と陽
ワビとサビ
ハレとケ
全ての要因が含まれ
もはや
宇宙
女の尻は宇宙
そんな宇宙を愛してやまない
俺のチンコもまた
宇宙
全ての女の全ての尻が
俺の宇宙であり
尻で女を判断するなんてことは
全ての宇宙は地球人のものといった
全くの愚考であり
神をも超越したがる地球人の
貧困な思想にすぎず
尻の上に尻を作らず
尻の下に尻を作らず
尻の尻による尻のための
全ての尻に
無上の愛を感じる
言わば
私は尻マスターなのであり
尻オブゴッドである
と大言壮語するくらいの
尻好きであることを
理解していただきたい
好きだ
好きなんだ
尻がどうしようもなく好きなんだ
それを
踏まえて
告白します
私は
尻好きの前に
低血圧で
つまり朝が弱く
その為通勤時などは
駅発の電車で座席に座り
長時間に及ぶ通勤途上を睡眠時間に変えるべく
少しでも身体を休められるよう
朝はツライんだけれども
わざわざ少し早めに家を出ているわけで
さらに
目的駅までダレにも邪魔されないように
長座席の端に座るように決めており
こうしたルーティーンをしていると
いつしか私の希望席には何時の間にか指定席に

もしかしたら
通常私は以前に眼を手術した影響か
太陽の光が苦手だったりして
また寝顔を見られたくなかったりそんなわけで
通常サングラスをしており
更には私服通勤であり
もしかしたら
普段からイカツイ・コワイと外見を非難される事の多い私
指定席を取ったら何されるかわからん
と警戒されちるのか
もしくは
皆各々こうした指定席を持っており
それを犯さないことが
ラッシュアワーの紳士協定なのかもしれない
その
紳士協定が破られる季節
イエス
新社会人新入学生が溢れるこの季節
どの時間の電車に乗り
どの車両のどこのポジションが
目的駅や乗り換えにベストなのか
4月の半ばでまだ新しい会社や学校にすら慣れていない
そんな人間に理解できるわけも無く
まあ
かといって
私はそういった危機管理も踏まえて
早めに家を出て並ぶので
座席を横取りされることはほとんどないのだけれど
その日は
連日のハードワークに心身ともに疲労しており
加えて低血圧
電車を待つ間も立ちながら眠りこける状況において
2番線に入ってきたいつもの電車に乗り
いつもの座席を確保するや否や
いつものように私は睡眠の態勢に入ったわけで
ここで長座席の端っこに座る場合
普通は座席の仕切りの中に体が納まるように座るわけだが
人より多少横幅のある私の場合

恰幅の良い私でなくとも
仕切りギリギリまで身体を寄せ
腕を仕切りの外
または
仕切りをひじ掛けに見たてて座る方が
座席に余裕もでき
もしかしたら定員より一人多く座れるかもしれない
いわば
ボランティアスピリッツ
自分は座ってるんだけれども
なるだけ多くの人が座れるように配慮している
いわば
親切心
普段ならそれで問題は無いのだけれども
その日は
いつものように片腕を仕切りより少し出して
爆睡していますと
その日は
まだ勝手のわからない
駅が一緒ってだけで一緒に通学することになった感ありありの
二人の関係がまだぎこちない女子高性コンビ
満員で座れないが為に
扉近くに立ったはいいけれど
扉付近は電車が駅に停車する度に混雑して行くデッドゾーンである事を
まだ彼女達は知らなかったのか
どんどん
私の座席に追いやられていくわけで
そのとき
歴史は動いた

そのとき
気持ち良く安眠しかけていた私の右腕に
違和感が

違和感どころか
私には目視しなくてもはっきりわかった
その感触
その暖かさ
座席から少しはみ出した私の右腕に
どんどん隅っこに追いやられてしまった
女子高性のお尻が
密着しているのだ

密着どころか
もはや女子高性は
最近の若い娘は大胆なのか
それともただの世間知らずなのか
密着を通り越して
最早私の右ヒジあたりに腰をかけている
座っている
それほどの密着
右ヒジからは
温かい女子高性の体温どころか
制服のスカート越しのパンティの具合
そのパンティと大腿部の境目
さらには
そのパンティを通り越した
尻の割れ目
その感触までも私の右ヒジを通じて
チンコを刺激し
彼女の体温もあってか
非常に心地よく
そうまるで性行為後恋人同士で身体を寄せ合い
足を絡めあって深い眠りに落ちる感覚
生きてて良かった
もお独りではないのだと
これがこれこそが幸せなのだと
ありがとう女子高性
ありがとうラッシュアワー
ありがとう電車と
感謝の気持ちを忘れずに
ボクは
幸せな気分で
深い眠りに
落ちたんだ

ふと目が覚めた
電車が揺れて
誰か私に触れたのか
ふと目が覚めた
まだ目的駅にはついていない
いやもう少し時間がかかるだろう
まだ女子高生の尻は私の右腕に
起きて同時に電車が停車し
多くの人が乗車してきた

何故か
わざわざ満員の車内を強引に割り込んでくる人がいる
気付くとそれは
老婆
いわゆる
パートにでかける年配の女性
ではなく
本当のヨボヨボの老婆
何を間違ったのか
何か用事でもあったのか
通勤電車にはおよそ似つかわしくない老婆
勿論
ここは座席を譲らなければならない
普段タバコのポイ捨てやゴミの分別をしない私といえども
座席くらいは譲る
通常なら

しかし連日のハードワーク
しかも低血圧
加えて今のの私には
女子高生の尻が
無類の尻好きで
しかもこれほどの見事な密着
しかも女子高生だ
つまり平成の尻だ
あまりにも
あまりにも失うものが大き過ぎる
起きてはいるが
幸いアタシはサングラス
誰も起きてるとは思っちゃいない
こんなラッシュに乗り込む老婆が悪いのだ
すまんが老婆
俺は尻を失いたくはない
俺はこの幸せを手放したくは無い
手放す勇気が俺には無いのだ
そうこうしているうちに
私の横に座っていたヒューマニストが
老婆に席を譲り
一件落着
私はまた
幸せに包まれながら
尻の感触と供に
眠りに落ちた
だが
職場に付いて一服すると
腑に落ちない
あんなに幸せだったのに
スッキリしない
何故だ
これが
罪悪感と
いうやつか
私は自分自身が情けなくなった
理由はどうあれ
満員電車に老婆は肉体的に危険だ
理由はどうあれ
私は座席を譲るべきだった
それが人間としてのモラルではないか
告白します
そして
懺悔します
しかも
私は
老婆を認識して
席を譲らねばという認識まで持ちながらも
私は
私は敢えて席を譲らなかった
罪を知ってて見過ごしたのだ
私は最低だ
最低な人間なのだ
情けない
恥ずかしい
反省などしても
私のした行為はそれ以上に罪深い
ただ
ただわかってほしい
意味は無くとも私は反省しているし
私のした行為に対して恥じている
後悔している
もしまた似た状況があれば
確実に席を譲るであろう
だが
許され無い行為だとしても

人民裁判にかけられようとも
それでも
それでも
女の尻が好きなんだ
女の尻が好きで好きでたまらないんだ
開き直っているわけではない
後悔しても
反省しても
告白しても
懺悔しても
それでもなお
否それ以上に
女の尻が好きでどうしようもなく
女の尻がたまらなく愛しく
女の尻がこの世と私を結び付け
女の尻が女の尻であるために
女の尻こそが唯一無ニの存在なわけで
しかも女子高生だ
平成の尻だ
女の尻は宇宙なのだ
アナタは
アナタは私を軽蔑しますか
それでも
軽蔑するアナタの尻すらも
私にはダイアモンドなのです
罪深い行為をした私に
今できる事は
女の尻を
それでも愛でる事であり
尻の素晴らしさを伝える事で
尻の伝道師として
尻を触り続け
ごめんね老婆
今度会ったら
尻を触ってあげるよ。



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