外も暖かかったので、散歩がしたくなり、 午後からみーちゃんを連れてつくしをとりに行った。 でも、結婚してここに来てからつくしをとったことがなかったので、 どこにあるかわからない。 みーちゃんとあぜ道をあるきながらさがしたけれど、 ちっとも見あたらない。
みーちゃんはタンポポの花をとって、その花びらをちぎっては、 「ママがカゼがなおりますように」などと、わけのわからないおまじないをはじめた。 もう、カゼひいてないけど。
もう、あきらめて帰ろうとしたところ、 犬を連れたおばさんが来た。いつも挨拶する人だ。 その人がつくしのある場所を教えてくれた。 いってみるとあるある、すごくある。さすが地元の人だなぁ、と思う。
みーちゃんもよろこんでたくさんとった。 でも、みーちゃんは頭ばかりとっている。 「ながーくしてとるんだよ」と教えてあげた。
家ではかまをとった。 みーちゃんに「服をぬがすんだよ」と教えたら、 「服、ぬいだら寒いよ、この子、カゼひいちゃうよ」だそうだ。 なんて言ったらいいかわからず「料理するんだよ」と言っておいた。 そのあと、すごく上手にむくのでビックリした。 「この子、はだかんぼうになって、うれしいうれしい、って言ってるよ」 なんて言っている。 カゼはもうひかないんだ〜。
たまごとじにして食べたらとてもおいしかった。 また、とりに行こう。
|