NONBIRI My Life

2002年05月31日(金) 病院でのいろいろ

扁桃腺、痛かったです。
全身麻酔をやりました。
病室を出るときに肩に3本くらい注射をして、
(それをやるとボーっとするのだそうです)
それから手術室に行きました。
手術室についてしばらくしてから記憶がなくなって、
次にお医者さんや看護婦さんに起こされたときは、もう手術は終わっていました。
その時、わたしは両手で首をおさえておりました。

入院中、なんどかやっちゃんとみーちゃんがお見舞いに来てくれました。
みーちゃんは、帰るときになると、
「ママも一緒に帰ろう」などと言って真剣に私の手をひっぱっておりました。
よしよし、可愛いぞ、って感じです。

2.3日するとヒマになって売店で文庫本を買って読んだりしていました。
全部で5冊買いました。
銀色夏生の本と、灰谷健次郎の『天の瞳』。
私は『天の瞳』にはまってしまい、
この入院の一週間は読書三昧だ、ふっふっふ、などと思っておりました。

ところが、月曜日くらいからみーちゃんに熱が出たのでした。
39度とかきいても、いつもそれくらいの熱は出るし、
あまり心配していませんでした。
次の日、熱がさがらない、ときいたときも、今夜下がるよ、と思って気にしませんでした。
そして次の日、熱は少しも下がらず、39度から40度が続き、
その前の夜は、おなかが痛い、とのたうちまわっていた、と、
やっちゃんが、私の入院している病院の緊急外来に連れてきました。

緊急で診てもらい、レントゲンや血液検査などいろいろとやりました。
血液の結果が出て、白血球や肝臓の機能など、炎症反応がでているので、
そのまま入院になりました。
私の病棟の上の階の部屋になりました。

原因も特定されず、抗生剤をうっても熱は下がりませんでした。
翌日になっても、熱は40度近くをウロウロしています。
夕方、お医者さんが来て「川崎病の疑い」ときかされました。
合併症で心臓の血管にこぶが出来ることなどの説明。

名前を聞いたことはあるけれど、どんな病気かわからず、
不安ばかりがふくらんで、胸がつぶれそうでした。
いったん家に帰ったやっちゃんが、育児書をもってきて、
「川崎病」のところを読みました。
そして、治らない病気ではない、とわかり、安心したのでした。

今日から、川崎病の治療がはじまりました。
心臓にこぶはできていなくて、ホッとしました。
前よりよく寝てくれているような気がします。

看護婦さんにきいてみたら、小児科病棟には40人の患者さんがいて、
そのうちの4人が川崎病で入院している、とのことでした。

はやく熱が下がってくれるといいな、と思っています。


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