例えば他人をほめたり勇気付けようとして私はすぐ、「私にはできないけど」「私はこうしちゃうけど、そうしないあなたはえらい」という風に言ってしまう。 自分を低くして、相手を持ち上げようという作戦だ。 でもそれは間違っている。 だって相手はそう言われてもうれしくないだろうし。 (私だったらうれしくない)
結局それって「こうしちゃう私を叱って。責めて」「でも気付いてるって点はえらいでしょ?誉めて誉めて」って言っているに過ぎない気がするから。 自分を低くすることを知っている自分に酔っているだけだ。 相手のことを考えての発言ではない。
それに気付いてから直すようにしてはいるのだけれど。 クセを直すのははなかなかむつかしい。
小さい時から自分を罰するのが好きだった。 自分の悪いところに気付いているという賢い自分が好きだった。 それは誉められるべきことだった。
人に誉めてもらうことを待つんじゃなくて、自分で誉めてあげるようにしよう。
君はホントは100になれる人間なんだけど、今はまだ30で、でも今日は30.5になったね、よかったね、って。
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