お盆で帰って来ていた兄夫婦の様子をみていた母が言いました。 「お兄ちゃんはホントに何もしないね。お風呂の用意から何から何まで○○ちゃん(お嫁さんの名前)まかせじゃない。学生の時ひとり暮らししてたから、少しは自分でできるはずなのに」
ここぞとばかりに私は答えます。 「親の育て方が悪かったんじゃない?」 そう育てたくせに何をいまさらという思いを込めて。
「△△ちゃんが何でもしてあげてたんじゃないの?だから何にもできないのよ」と、母。 今度は兄の大学の時の彼女のせいにしだします。
あの〜、兄貴は昔から、自分の飲む水ですら私に持って来させてたんですけど? 私が「自分の飲む水くらい自分で汲めば?」と言うと、「なんでお前はそんなにかわいげがないんだ?」と文句を言っていた人ですけど?
「N君は何でも自分でしてたよ。私にごはんも作ってくれたし」と私。 大学の時の彼を持ち出します。
と母。 「あら〜、いい子だったのね〜。何で逃したのよ」
・・・この勝負、母の勝ちですか?
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