むだに長い報告 - 2002年03月20日(水) 最近文章が短いので今日は長く書く実験。 おかしな毎日です。日常の中に非日常が侵食し、非日常の中に日常が侵食してきて、まだら模様を形成しつつあります。逃げ場がありません。しかし逆に、すべてが逃げ場になりつつあるという考え方もできます。楽天家だね。 レコーディングもいったん終わってようやく落ちつき・・・といいたいところですが、やらねばならないことはまだまだたくさんあります。考える時間よりも、動かないといけない時間のほうがどうしても多くなり、それは普段よーー(「ー」25個ぐらい省略)ーーく考えてから動くタイプの僕にはしんどいことですが、そのかわり得ることも多いです。 さて、ここらで一旦現状を整理したいと思います。ここ最近、というかここ一年ぐらいで急激に関西地区以外での音楽活動をしなくなり、その関西地区での活動も極端にピンポイントになり、そのせいで「いったい最近どこでどうしているのか?」というメールや手紙が山のように・・・というのは嘘でまあ実際のところはひと月に3、4通ヒラヒラヒラ〜と届く今日この頃です。このホームページを使って活動状況は報告しているつもりですが、具体的なリリース等の情報がまったくないので、そのあたりが心配のタネになっているのだと思います。 とりあえず、今はバンドをひとつやっています。ひとつです。たしか年始ぐらいに、今年はいくつかサポートとかをやると書きましたが、この3ヶ月間やってみた結果いろいろ掛け持つのは現実的に非常にむずかしいという結論に達しました。というか、僕はきっと今やっているバンドで非常に重要な役割をになうことになります。実際にはもうなっているのですが。このバンドの面白さと独自性と将来性はすばらしいレベルであると断言したいです。しかし問題はそれらの特徴のうち万人にうまく伝わりにくい部分がいくつかあるということです。その問題を一個一個つぶしていく事が正しいのか、ありのままで受け入れられる道をさぐるのが正しいのか。うん。というか、この場合の「正しい」というのは、商品になりうるのかそうでないのかという意味での「正しい」ということでありまして、それがほんとに「正しい」ことなのかどうなのか、ということを考えるといよいよ堂々巡りになってまいりますので、今はとにかくそうなのであるという現状のみを伝えるにとどめさせていただきたく思います。 で、ややそれましたが。僕はそのバンドでキーボーディストをやっています。しかも今のところ曲は書いていません。そこらへんがまたその意味不明度を増している原因です。なぜなら僕は作曲家でありドラマーだったのですから。それに関して説明するとさらに長くなると思うので、それは次回以降に改めてとりあげたいと思います。 今までと微妙にベクトルの違うこの活動について周囲のミュージシャン仲間達からも色々言われていますが、まあご心配なく。言わなくてもわかっているとは思いたいですが、僕自身が楽しいと思えないことを僕が率先してやるはずはないし、あまり人と群れない僕が中途半端な奴とバンドを組んで音楽をやるはずがありません。まあ3億円ぐらいドーンと目の前につまれたら、やるかもしれないけど。誰かくれないかな。 まあそんなこんなです。あと数ヶ月すると、具体的な動きも見えてくると思います。とは言え、最初からドッカーン!とすごいことをやるのは基本的にはむりです。なぜなら僕は手品師でも詐欺師でも神様でもないからです。きっとその成長カーブはゆるやかな右上がりの曲線を描くのでしょう。しかしそのカーブはスタート地点からそれなりに高いポジションになっているとは思います。 どう、長くなったでしょう。問題なのはこれを自分の口でスラっと言えないことなんだよな。頭が途中で混乱するから。だからいろいろ誤解をまねくのだな。とはいえまああんまりしゃべるのはめんどくさいのでそれはそれでいいのです。まあがんばるしかないね。以上。 -
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