前の事業所で、一緒に仕事をしていた先輩の畑山さん(仮名)が、
オレが今日は夜勤だと知って、フラッとやって来た。
数年前から畑山さんは、家族の問題でオレに相談を持ちかけていた。
経済的な話。
父親の他界。
結婚。
行方不明の弟さん。
思えばいろんな話を聞いてきた。
今日は、一番しこりとなって残っていた問題だった、行方不明の弟の件で、
ようやく会えたという話をしてくれた。
嬉しかった。
と、同時に、弟さんを徹底的に責めなかったのかなという不安もよぎった。
当時、畑山さんがオレに相談してきた時には、怒り狂っていて、
見つけたら絶対半殺し、いや、逆上して殺すかも、と息巻いていた。
気持ちは痛いほどよーくわかる。
オレもまったく同じような事があった。
本当にあの時はつらかった。
弟の件を引き金に、いろんな深刻な問題がたたみかけてきたものだ。
まるで、盆と正月が一気にやってきたみたいな。
しかし、すべて円満解決できた。
最もオレにエールを送って欲しいなと思っていた人は、口を噤んでしまい、
離れていった事もあった。
悲しかった。
しかし、その何倍もの方からの励ましをもらった。
あの時踏ん張れたのは、その励ましやエールが原動力だったんだ。
オレもいい意味で、畑山さんの原動力の一翼を担えればとの思いで、
全力で励ましたり、行動したつもりだ。
オレの心配は的外れで、畑山さんは感情をとにかく抑えて、
弟さんとしっかり話し合ったそうだ。
自分を半殺しにしようと考えていたであろう兄が、以外にも肯定的な話をするので、
弟さん、多分感服したんだろうな。
畑山さんも大人になりましたねぇと、笑いながら話をしていた。
今日のカーステ Yngwie Malmsteen 「The Yngwie Malmsteen Collection」
彼のインストナンバーのみを収録したアルバムって出ないかな。
|