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■ 麻布十番の洋食屋さんで苦行

「今日は友人が、新しいdanchuのガイドブックでみつけたお店へ行きました。麻布十番駅の近くにある洋食屋さん(今回は内容が内容なので店名はないしょ)。
そのお店はめだたないビルの地下にあります。ガイドブックに載っていなかったら、まず気が付かない雰囲気の外観で、なんだか地下組織(?)みたいだなあと思いました。
意を決してお店に入ると、中も狭く、なんだか常連さんがいっぱい。ちょっと不安になったが、その予想は的中。かなり個性の強いシェフのお店で、食事中ずっと話を聞くこととなりました。
話の内容といえば、自分が20年間修行をしたというお店の悪口、自分の店を紹介してくれているガイドブックの悪口、自分の店で働いていた店員の悪口、ガイドブックを見て食事にくる客の悪口。さらには、よく店にくるという芸能人のプライバシーもペラペラ……。自分の腕がどんなに良いか、世の中の料理人はどんなに腕が悪いかということを、隣の席に座ってビールを飲みながら、客のわたしたちにえんえんと話す。
これはかなりつらいです。苦行です
よっぱらいの自慢話や愚痴を聞くのはもともと苦手なのに、なんでお金を払って食事にきてまで、よっぱらいの相手をしなくてはいけないのかと思います。もっと楽しい話なら、おしゃべりもいいんだけど。
メニューは、カレーライスとビーフコロッケの2種類で、それぞれ1200円と1100円。味は悪くないのかもしれないけど、よっぱらいの自慢話と愚痴を聞きながら食べたら、味はなんだか判らなくなりました。忙しい毎日のなかで唯一の楽しみのランチタイムが台無しだぁ〜。
あいづちや世間話が得意な人は、こういう特殊な店も楽しめるかもしれないけど、わたしは二度と行かないでしょう。
2003年11月06日(木)
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