くみの日記
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2002年05月27日(月) 大いなる思い込み

夜、電話がかかってきた。
































私:「あっ、もしもし。」
相手:「もしもし、高下くんのお宅ですか?」
私:「はい。そうですが。」
相手:「大谷ですけど、高下くん居ますか?」



















相手は女の子の声。

(*゚∀゚)ニヤッ

弟の彼女だ!

私はとっさに思った。




























なんだかとてもしっかりした声。

高感度up!

ちょっと姉貴っぽく採点中。(いやらしいw)























弟は出かけていたので私は言った。


私:「すいません、たろはあいにく今外出中です。」
相手:「そうですか。あとでかけなおします。
  何時ごろにお帰りですか?」
私:「う〜んん・・・・ちょっと分かりかねます。」




















あぁ〜、もしかして居るのに出さない
恋の行く手を阻む姉とか思われてたら嫌だな。
本当に居ないんだもん。信じてくれ!(心の声w)




















そのとき思いついた。


私:「帰ってきたらたろに電話させるように言います。
 電話番号教えてもらえませんか?」


私は彼女から電話番号を聞き、メモした。

よっし!
これで誤解は解けた。
姉として、向こうの高感度up!だな。(いやらしいw)





















私は少し、彼女としゃべりたかった。
まぁ、探りを入れとかなきゃ・・・・。






私:「テスト終わったの?」
相手:「はい。今日で終わりました。」











あぁ、けなげ。テスト終わって即行彼氏に電話かぁ〜。





相手:「それじゃよろしくお願いします。」

私:「あっ、はい。」










私のしゃべりたいという願いは虚しく電話での会話終了。
他に彼女を引き止める話題なかったし。(T▽T)
























そして、弟が帰ってくるなり私は言った。

私:「彼女から電話があったよぉ〜。( ̄ー ̄)にやり。」
弟:「嘘っ!」
私:「ウソ。」
弟:「・・・・・。」
私:「ってゆーのが嘘。(笑)」




















慌てて二階に駆け上がっていく弟。

それをやさしく見守る姉。


























するとしばらく経って、子機片手に弟が来た。

弟:「お姉ちゃん、彼女電話してないって言ってるんだけど・・・?」
私:「はぁ?テスト終わったって言ってたもん。」
弟:「・・・・・?」
私:「間違いなく、女の子だった!電話番号聞いたもん!」



















この様子を見ていた母が言った。

母:「もしかして電話の相手って大谷さんじゃない?」







































私、クラスメイトの女の子を
彼女だと思い込む。









ちなみに弟の彼女は「松村さん」
私の頭の中では「大谷(まつむら)さん」と読んでいた。


思い込みって恐ろしい・・・・。






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p,s この中で使われてる名前はすべて架空の名前です。
 センスないとか言わないように。(笑)


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