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お話タイム


 『小雪と話してから帰るよ』

 携帯の画面を見て人目も憚らずハイネックのセーターに顔を窄め
 ニコニコと顎が 外れそうなほどに喜んでしまいました。

 頻繁に会ったり毎日電話をしたりそんなおつきあいをしている恋人達と
 比べたら些細なことかもしれない・・でも彼の気持ちが嬉しい。。
 とても嬉しかったのです。

 日中彼の体調が優れずあまりメールでお話できませんでした。。。
 明日はお休み・・そんな前の日にお話があまりできないのは寂しい。。。
 1年半の中で彼は私の全てを知り尽くしてこんなときどんな気持ちに
 なっているか、あんなときどんな気持ちになっているか・・
 それを察してくれている。

 ふたりの愛情は燃えるようなものではありません。
 ふたりでいろいろなことを乗り越えて大切に育ってきた。。。
 『燃えるような恋』ではなく『穏やかに流れる愛』
 そう穏やかにふたりの時間は流れときにごっつんこをして絆を強め・・
 そしてまた穏やかに。

 
 最近になってようやく彼がくれる愛情に自信をもてるようになりました。
 『本物の愛情?いつかは消えてしまう愛情?』・・・
 そんなふうにいつも不安で不安で・・不安で・・・。
 大好きになればなるほど不安で・・・。
 彼はどんなことが起きても変わらずに私に愛情を注いでくれます。
 私が不安を抱えるたびにその荷を下ろしてくれる。。
 そんな中で私は彼の愛情に自信を持てるようになった。。。
 そして『傍にいてほしい』と言われたとき目の前にあった霧が晴れた。
 彼がくれる愛情は本物だと思ったのです。。
 そしてどんなことが起きてもまた不安を抱いてしまっても
 頑張れる気がしました。

 世間からみれば些細なことでも彼がくれるものなら私にとっては
 とても大きなもの。そこには愛している人がくれる愛情があるから。。。

 
 お話タイムを作ってくれてありがとう。
 今日も穏やかな気持ちで夜を過ごせます。
 ありがとう。。

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