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撫でる手


 『俺がいなくなったらどうするんだ〜』って笑いながら
甘えたな私を困った奴だと言う彼。。

 
 どうしよう。。。


 彼がいなくなったら生きていられない。。
怖くてポキっと折れてしまう。。。それが本音。


 『俺は早死にだな〜』なんて冗談めいたことを言う。。
そんな言葉にさえ落ちこんでしょげてしまう。。。

 
 『大丈夫。大丈夫だよ』
子供をあやすように微笑みながら髪や頬を撫でてくれた。


 誰も本当の私を知らない。。


 私を知っているのは彼だけで受け入れてくれるのも受け入れられるのも
彼だけだ。。とても大切な人。

 撫でてくれる手をずっと握っていたい。。
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