お泊まり
夕方のこと・・
『お泊まりするかぁ?^^』
と突然彼からの誘いがあった。
もちろん・・
「お泊まりしゅるぅ。。^^」
朝からのメールのやりとりではそんな素振りは感じずにいたから すごく嬉しかった。
お泊まりは8ヶ月ぶり。。 彼の体温に包まれて眠れる。。。 彼の身体はとても温かくて湯たんぽみたい。
終業のチャイムが鳴ると足早に帰路につく。 彼から言われているモノ・お泊まりセット・明日着ていく服・・・。 もろもろな準備を終え彼からのお迎えメールを待つ。。
この前買ったジル・スチュアートのミニスカートを履いて行く。 とても短いのだけど彼はきっと好きだと思って買ったものだから。。
電話が着たからブーツを履いて外に出る。。
早く出過ぎてプラプラと夜道をひとりで歩いていた。 ミニスカートで夜道を一人・・ちょっと怖かった。。。 でも彼の車が後ろから走ってきて・・とても安心した。
まずはちょっとしたお買い物をしてから彼が予約してくれたホテルへと車を 走らせた。
とても素敵なホテル。。 彼は私が以前から泊まってみたかったホテルを予約してくれていた。 いつも目にする度に憧れていた。 でもそのことを彼に話したことはなかった。 彼がそのホテルを予約してくれた・・とわかってからも言わなかった。 なんだか嘘っぽく彼が感じるだろうか・・って思ったものだから。。
予想どおり室内も趣きがあって素敵だった。 イギリスの古い時代を思わせるような建物・・家具・・・。 彼も私も味わい深いものが好きだからふたりにとても好評。。
少し部屋で寛いでから食事に行く。。
彼もまだ行ったことがない・・でも存在は知っていたという居酒屋さんへ 連れていってくれた。店内は広くこれまたいい雰囲気の店だった。
カウンター席に座り彼の話を聞き入りながら彼の顔ばかりを見ていた。。 彼と一緒だと本当に楽しい。。。アクションつきで話してくれた。
彼のことすごく自慢だ。。一緒にいるときに彼が誰かと話していると 私は傍らで彼のことを頼もしく感じている。
私が人見知りの激しい性格だからよけいにそう感じるのかもしれない。。 彼に対してもべらべらとしゃべるほうではないし・・彼の顔を見ながら 話を聞いているのが大好き。。 彼も最近私と話をすることで気持ちがリラックスできる・・と言ってくれた。 嬉しかったなぁ。。私にも存在する意味があるんだね。。
そうだ。。 嬉しいことがあった。 彼が2〜3年後・・の話をしてくれた。。とっても普通に話してくれた。 3年後にも私は彼の傍にいられるんだなぁ。。って嬉しかった。
彼は甘い言葉とか言う人ではないけれど私が気を抜いていると 突然嬉しいことを言ってくれるときがある。 ホテルに戻って今日も彼の身体と髪の毛を洗った。
今日はいっぱいキスをした。。
いっぱい彼に抱きついて。。。
安心に包まれて眠りについた。。
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