昨夜安定剤を飲んでから眠ったせいなのか、今朝方夢を見た。 某会社に勤めていた時、『一目ぼれ』をした人が夢に出てきました。 私があそこまで人を好きになったのは、彼が最初で最後。それまでの私は彼氏がいてもなんとなく付き合っているという感じで、毎日電話で喋るのなんてうっとおしい、そんなにデートしなくてもいいじゃん、という冷めた女で、自分はもともとクールな人間なのだとずっと思っていたのです。
その人は他支店勤務だったので時々電話で声を聞くぐらいだったのですが、ある日三支店合同会議で初めて彼と顔を会わせました。 「へぇ、こんなに素敵な人なんだ」 と自分の中でかなり好印象。でもこの時は自分の気持ちには全く気付いてはおらず、好印象は一瞬で終わってしまったのですが、思い返すとこの時から彼のことを好きになり始めていたのです。
「私、彼のことが本当に好きなんだ」と気付いたのはしばらく経ってからで、本当に本当に好きになっちゃって、彼がこの会社にいるんだという気持ちだけで仕事が頑張れちゃうという状態になってた。
男友達に私恋しているんだ、って言うと、 『今度食事に誘ってみればいいじゃん』 って言うのですが、できるわけないじゃないですか! 『10代の恋だな』とも言われた。 私からアクションを起こすこともなく、2年後私はその会社を辞めることになり、その彼も結婚することになり、ショックだったけれど、私の送別会の最後の最後でお話をすることができて、それだけで嬉しかった。
彼が最後に言った言葉。 それを聞いて、やっぱり彼は本当に素敵な人だ、って思った。好きになって良かったって思った。 この想い出は 私の中でとても大切なもので、絶対誰にも話したくなかったのですよ。でも今日書いてみようって思った。
私って奥手だったんですね。
彼が最後に言った言葉は 内緒。
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