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2004年10月03日(日)     彼の言葉

以前お世話になっていた男(妻子持ち)のことを思い出した。
会話をしていてなんとなく、失礼ではないんだけれどどこか言葉の端々に男尊女卑がはいっていて、この人こういうふうだから奥さんとうまくいかなくなっちゃったんじゃないの?って思ってた。


あの頃の私は小生意気な女だった。あの人生がずっと続くと思っていた。


私は男がいなくちゃ生きていけない。人生を仕事にかけて男性並みにバリバリ働く。私にはできない。
病気をして仕事を辞めて第一線から遠退いてしまった今、私自身その人生を手に入れられるほどのものをなおさら持ち合わせてはいない。


あの時の彼は、女性に対して男尊女卑だったのではなく、私に対して言っていた言葉だったんだって 今気が付いた。あの時私は今より人生の若輩者でしたから。世間知らずでした。



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