日記
毎日、無駄なことなんて無い。

2006年12月22日(金) 頭で考えないで、手を動かせ。体で動け。

パーマ失敗したー!!!!

あーん!何これ!何この、あぁもう……!!
やっぱ地元の美容室帰ってやればよかった…。あぁもうすごい変。

こっちの美容室も好きやけど、担当さんも好きやけど、
このパーマはなーし!!へーん!!ちゃんと要望伝えたのにー!!
料金高いのにー!!

もうここではパーマしない。
やり直してほしいぐらいやけど、これ以上いじったら絶対傷む。

なんていうか、チリ毛です。なんだこれ!!毛先とか絶対傷みます。

一回パーマやりすぎて揚げ麺みたいになったことありますけど、
再来しそうです…。

あぁもうなんでこーなるかな……。

地元の美容院で直してもらおうかな…。毛先の痛みがものすごくなる予感。

失敗した…パーマの失敗ひさしぶり…。っていうかここまでひどいのは初めて。



課題も散々です。

もう「痛い」子なのは十二分に分かってます。でも作品まで「痛い」なんて…。

好きな先生に言われたらそりゃぁもう落ち込みます。
えー、これ結構好きやったのになー…。

初めてのことで、大きな課題で、やり方分かんなくて見えなくて。

不安でしょうがなくて、課題審査ももうすぐあるし…。

「どーしたらいいかわかんないんです!」って何度も聞いた。まずかった。


自分でなんとかしなくちゃいけないことなのにね。
先生はヒントも資料も与えてくれた。それなのに分からなかった。

頭より先行して口が「分からない」と叫ぶ。最悪だった。


自分なりに「やれるだけやっていく」って気持ちを持ってて、
もちろん図書館にも通って、ラフも書いて、行ったのに。


それは先生にとっては「がんばった」じゃなくて「最低限」だった。


確かにがんばってなんかない。がんばったと思ってただけで。


「要は頭で考えすぎ。とりあえず手を動かせ」



そうなりたかったの。あたしもそうなりたかったの。
あたしが先生を好きなのは、自分の足で動くデザイナーだから。

理論とかややこしいし、わけわかんないときもいっぱいやけど、
自分の足や手で動くデザイナーだから、あたしもそうなりたいと思った。

他の課題で「自己紹介適当に書いて」って部分で、
「動けるデザイナーになりたい」って書いたぐらい。


頭で考えすぎ。

分かってた。知ってたのよ。

何に対しても「頭で考えすぎで、妄想や想像で悩んでる」って気付きはじめた。


だから、なんか言われてすごく悔しかった。恥ずかしかった。


先生みたいになりたくて、半年勉強した中で、
少しぐらい「伸びた」って思われたかった。

でも半年じゃだめだよね。
「まだ質重視できるぐらいの能力はない」って言われた。


自惚れてた。と思った。


2年生にも厳しいこと言ってた。あたしよりもっとキツイことやと思う。

横で聞いてて「あぁそうやなぁ」って納得してしまって、いたたまれなくなった。




あたしも、先生みたいにさらりと「人の3倍は努力してる」って言いたい。



自分でも分かってること言われて、ほんまに悔しかった。

腹立つとかそういうんじゃなくて、悔しかった。


だから、

「じゃあラフ、2,30枚描いてきます」って言うた。

したら先生が おっ て顔した。と思う。勝手に認識。

だからやる。なんとしてもやる。


量より質ができないなら、質より量をやるしかない。

その中で、1つでも拾われたらいいなと思おう。


「がんばっても報われないこともあるしね」

それも知ってる。


でも、今はとにかく量がんばるしかできない。なら、やるしかない!



とにかく今日の私はガキっぽかった。19のNっちに励まされた。
それがすごい「ダメだ」って思った。ナサケナイ。


あぁぁぁあああああぁぁ〜っ!もう!!

あたしは何にも変わってないな!グダグダ言うなよもー!くそー!

先生が言うのも分かる。あぁ、もうほんといや。





あたし、なんで先生に惹かれるのか分かった。

会話のテンポも立場も、あたしにとってメガネみたいなんだ。


だからやっぱり、「じゃあラフ2,30枚やる」って、無謀なこと言うんだ。

良かった。まだあたし、負けず嫌いみたいだ。





うん。やっぱり理屈じゃなく、経験で物を言いたい。

頭で考えないで、手や体、感じたことで動きたい。


なんにたいしても、そうなりたい。うん!!




上から叩かれて良かったと思う。

専門来て自分がすごく幼く思える。あっちでは「大人すぎた」のに。

まだまだコドモ。成長したい。



あぁもう!絶対先生ぎゃふん言わせてすごい作品作ってやるねーん!!

見てろー!ちきしょー!!





「できん自分が悔しい」って言うと「ゆっくり努力していったらえぇやん」

「すぐ決められたやり方を探す自分が嫌だ」って言うと「そんなんえぇから手を動かせ」

「自信持ってやりなよ」って言う先生は、優しい。



授業ごとに先生が違う学校の授業。
策略のない、ご縁で、最多の3個も先生の授業とった。

その3つとも、なんだかんだで、選抜されてウェブに作品載せてもらったりしてる。


見放さないでほしい。認められたい。

けど、(絶対しないと思うけど)甘やかされたくも無い。


なんでも私は、ただそれだけ。ただ認められたいだけ。



ただ、頭で考えるな手を動かせっていうのは何でも当てはまるなぁと思った。

転機だ。変わろう。変わりたい。



あたしまだ何もできないけど、先生驚かせるぐらい成長したいよ。

尊敬できる先生に、出会えて良かったんだと思おう。
そして、その先生の下でたたかれてナンボやと思おう。


がんばる。



っていうか、こういうこと書いてる間にラフ書けってね。

これが出来るようになったら、あたしすごく大きくなれるはずや。


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