引き金は些細なことで、ぐちゃぐちゃな心で過ごした。
2日無断欠席して、誰にも、何の連絡もしなかった。
泣いて、泣いて、ぼーっとして、泣いて、泣きつかれて眠って、起きて、また泣く。
声を出して泣いた。息が吸えなかった。
やっぱりあのひとがすきだ。
夢を追いかけて、ここにきた。でも、わたしは何もできない。
やっぱりあの夜がすきだ。
こんなとこまできた。でも「全然だめ」だ。
すきで、すきで、すきで。
来年なにもできないかもしれない。こわい。
あいたい。あいたい。あいたい。
その繰り返し。
誰かに電話しようと思った。けど、「もうぐだぐだ言う自分もいやだ」
話したところで何も変わらない。終わりが無い。
結局、自分でのりこえなくちゃいけないこと。
泣きつかれて朝が来て、無音の中、私だけ息がすえなくて。
直後だって泣けなかったのに、今になってしゃくりあげた。
自分がつづった文章を見ると、感情があふれて涙があふれた。
布団の中にもぐっては、思い出して顔がぐしゃぐしゃになった。
課題もすすまない。気持ちもすすまない。前に踏み出せない。
悲劇のヒロインぶってる自分も嫌。いつまでこんなん続けるの。
夜中に声を出して泣いた。自分の文章見て泣くなんて聞いたことないな。
2年間、通話ボタンを押しそうになる画面を、何度も消した。
2年間、あと1つ進めば送れる文字達を、何度も消した。
古い携帯の電源を入れて、今の携帯じゃできないことをした。 届かないの、つながらないの分かった上で。
メール、1つだけでも残しておけば良かったな。
朝起きて泣いて、ごはん食べる気しなくてぼーっとして泣いて、夕方の寂しさに泣いて、
学校に行かなくちゃと思って見た鏡で、目が腫れてることに初めて気づいた。
こんなの誰も知らないんだな、と思ってまた泣いて、これからくるであろう絶望を想像して泣いた。
どうしたんだろう私、と思った。でも今の自分がどういった状態なのかもわからなかった。
声をおしころして泣きながら、winに保存してあったwordの文章をアップした。 長々と(ほんまに長過ぎ。enpituさんに「原稿用紙20枚以内でおさめてください」って警告が何度も出された(笑))書いてて、 前編後編にわけたりしながら、ひさしぶりに読み返した。
日記がバレたらまずいからとあのときはアップしなかった文字たち。
私は、ほんとうに、ほんとうにあなたがすきだったんだなぁ。
椅子の上で、上から押さえつけられるみたいな重圧を感じて泣いた。
それでも読みながら、私、笑ってた。
どんなんなってもあなたがすきだったと思った。
どうして今の不安も、昔の貴方の言葉に励まされてしまったんだろう。
2年前も同じことで悩んでる自分に、貴方は「今何ができたか、後でちゃんと言えるようにしろ」って言ってた。
今考えたら「こ、これ告白してるようなもんじゃん!!」っていう言葉を見ては笑って(笑)
「ぎゃーーー!!あひぃーーー!!」って、昔の自分に悶えた。
なんってことしてるの、私………(´□`;)
客観的に見た2年前の自分は、
とっっても子供で、とっっても頑固で、とっってもあいたたたで、
でも、素直に貴方が好きで、がんばってた。
消したいぐらい恥ずかしい過去だけど、それでも今の自分にない素直さがあった。
特に最初のほう。謙虚で、素直で、目の前のことをこなしていこうって。
どんどんひかれる貴方についていこうってしてた。
泣いて泣いて、アップしたながったらしい文章を読んで、笑った。
今でも鮮明に思い出せるよ。楽しかった日々のこと。
2004.9〜、ずっとすっぽ抜けてた文章を全部アップした。 楽しかった夜のこと、たくさん。恋におちた、日々のこと。
片付けきれないけど、あたしやっぱりあなたがすきだー
これから「結婚しました」等聞くかもしれないけど、それでもすきだー
きっとまたここに帰って来て泣くけど、それでもすきだった。
2年前の自分は、あんな辛いのに頑張ってた。今の私は、どうだろう。
素直さと、謙虚さと、貪欲な好奇心、持ってたい。
たぶん明日もあさっても好きだけど、前を向いていきたい。
なんであんなにハイテンションなんだろうって日記、また書けるように。
昔の文見て笑った私が、ふいに鏡にうつった。
ひきこもって久しぶりに笑ったから、筋肉の動きを敏感に感じた。
「ほんまに嬉しそうに笑うなぁ」「その反応見るのが好きやねん」
笑顔、わすれないようにしたい。
前を向いて、ひとつひとつでいいから、自分のものにしたい。
他力本願じゃなくて、ちゃんと自分で決めて、自分の幸せ決められるように。
やっと、ちゃんと泣けた。
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