日記
毎日、無駄なことなんて無い。

2007年12月31日(月) Fin.

こんばんは!要です。とうとう2007も大晦日!
今年はどんな年でしたか?来年こそHP復活するぞ!ということで。


しばらく日記を休んでいました。いろんなことがありました。

やっぱり今日、大晦日だし最後に書いておこうと思います。



12月前半、その日、私はライブに行っていました。
携帯の電源を切っていて、帰りに電源を入れると1通のメールが届いていました。

友達と別れた後、某大きな駅の地下で内容を受信しました。

メールアドレス変更の通知。何気ないメール。


あー、そっかそっかと思い、普通にアドレス帳を更新していました。

歩きながら無意識なのに、なぜか頭にちらちら出てくる名前。

なんで、なんで?と思ってメールを詳しく読むと、




相手の名前に、カッコ書きで名前がありました。


その名前は、メガネの名字でした。



そして、そのメール送信者は、フクでした。


フク(メガネの名字)と書かれたメールに、人ごみの中、足がとまりました。


いてもたってもいられなくなって、さっき別れた友達に電話してしまい、
急遽友達の家へ向かってしまいました。


カッコ書きで書かれた、その状況は、私にだってわかります。

フクと結婚したみたい、です。



ふいに訪れたことに、泣き崩れてしまって、友達にも理由を詳しくは話せなくて。
忙しいときに側にいてくれたのに。


神様はいないんだ、と思いました。

ずっとずっと「いつか、もしかしたら」を信じていた私に、

ずっとずっとずっと会えなくても想われていなくても好きだったメガネと、
一番苦しいときに、そのメガネについても一緒に愚痴りあっていたフクの結婚は、

あまりにも衝撃的でした。


11月に、思い出を思い出しすぎて学校を2日休んでずっと泣いていました。
直後は泣かなかった私が涙をこらえられずに泣きました。

そのちょっと前に課題中、
フランチャイズを買い取って経営している母体の会社のHPに行き当たって、
羅列された名前と写真を見て、メガネが別支店へ移動しているのを知りました。
学校で見てしまったので、思わず屋上で1人泣きました。


今でも自分が好きなこと。改めて知りました。

月日が経ちすぎて、もう誰にも言えずにひとりでいろんな夜をこえました。


実家に帰っても「もう(この支店に)いない気がする」と感じてたこと、
支店に移動した=結婚したこと、

私の予感は当たっていたようです。


フクには、どんなに他のことで愚痴っても、私のメガネへの気持ちは伝えていませんでした。

彼女とメガネがどういう経緯で、どういう気持ちで、一緒になったかは分かりません。
フクはまだ学生だし、できちゃったのかもね、なんてことも。



だけど、フクの家へ行くには必ず通る、私の家から見える坂道。

私だけが知ってるいろんなこと。いろんな思い出。フクと遊んだ記憶。



まだ、完全に事実を受け入れることはできません。



何度も「終わらせよう。忘れよう。先へ進もう」と日記にも友達にも言ってきました。

だけど、何も前に進めていませんでした。



だけどだけど、もうこれは「完全な終わり」なんだと思います。

やっと、これで「終わらせることができる」のかもしれません。

ちょっと、安心している気持ちも本当です。


いつ終わるか分からなかった気持ちは、もう完全に諦めなくちゃならない。

そういう状態だと、状況だと、真正面から受け止めなくちゃいけない。



直後に泣いた後はまだ泣いてない。きっとまた、いくらか月日がかかるんだろう。


いつか来ると思ってた。そろそろ来ると思ってた。何かから知るんだと分かってた。

2年間、何も連絡が無くても情報が無くても想ってた。


意外な相手だった。
けど、いろんな場面で蘇る「もしかしてあの時」。

最後の店長との飲み会。メガネの言葉。フクの言葉。迎えに来た相手。

きりがないな。



そして、いつか、もしかしたらを、無意識に心の中で考えていた私。

物語は絶対、ハッピーエンドで終わるものだと刷り込んでた。


神様は、いないんだ。
どんなに思っても頑張っても泣いても叫んでも、自分でどうにかしなきゃどうにもならないんだ。


同期じゃなくて良かったのかな。誰か知らない人の方が良かったのかな。


フクのこと、どう捉えたらいいかもわからない。返信なんてできるわけない。

メガネのこと、どう処理したらいいかもわからない。



だけど、あれから少し経って、「あぁ、このときがきたんだ」と思いました。


今でも思い出す思い出は、すぐには消えない。だけど第一歩。


さようなら、アドレス。


2人のアドレスを、消そうと思います。ありきたりなことだけど。


今日しなきゃ、きっとずっとひっぱっていく。

これからも振り返って液晶画面を見つめることになる。


実家に帰って、お気に入り服屋でSさんが働いていて再会した。
プロが子供を生んで主婦してること、オーラも帰って来てアパレル関係の職種に就くこと。知りました。

いろんな時が、進んでいました。


私だけ、またひとりで、夢につまづいて、迷って、ひきずっていた。

時を進めたい。無理矢理にでもいいから。



あなたは私にとって、なんだったのかな。

私にとってあなたは、なんだったのかな。

フクは幸せなのかな。あなたは幸せなのかな。



負けず嫌いと教えてくれた貴方に、諦めることも教えてもらいました。


それでもあの期間は、私にとってやっぱりやっぱり特別なんです。

辛くても苦しくても恋しくてももう戻らなくても。



けじめ、つけよう。




幸せになってね、なんて。言えない。まだ何も、言えない。


今はただ、綺麗な思い出にもならなかったコレを、どうしようか迷う。


それでも私も進みたい。もう本当にもどうにもならないの。




さようなら。本当に全力で大好きでした。

若さゆえか、経験ゆえか、不器用にしか立ち回れなかったけれど、
真正面からぶつかって、全力でがんばりました。

それは有効でも成功でもなかったけれど、無駄になんかしないよ。


だけど貴方に出会えて良かった。


今夜、削除のボタンを押したら、ひとつ前へ進むよ。

あなたから離れていく。あなたのこと1つ忘れる。

苦しいし悲しいし嫌だけど、


やっと来た終わり。誰も知らない終わり。






ありがとうございました。

出会えて良かった。それだけは言える。

私も幸せになる。自分の力で、時を進めよう。


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