世界お遍路 千夜一夜旅日記

2002年07月13日(土) ★お久しぶりね・・新潟★

夕べはビールを飲んだらすごく眠くて朝がたまで不夜城状態で、爆睡。明るくなりかけで、電気を消して眠り直す。なんか損をした気がする。

いろいろと片づけたり、手紙を書いたりで、9時半、うちを出た。11時5分池袋東口発の高速バスで帰る。
乗っている時間が4時間あるので、本が読めると、旅のガイドブック、仕事関係の本6冊もって出た。それ以外に届いたばかりの旅行人。それでザックが重い。
新幹線は、景色はつまんないし、乗っている時間は短いので週間誌1冊も読めないときがある。
その点バスは、いい。本は読めるし、群馬は赤城山あたりからの景色はいいし、特に新潟県境の山の気配は好き。それに安い。往復で新幹線片道分だもん。
朝ちらんと降っていた雨は上がって、少し蒸し・・。

池袋に10時40分について、飛び乗り状態が好きな私はなんか時間を損したような気になってしまうのだ。困った性分だ。
土曜なのに思いの外、空いていて、空席もある。
本を出して読み始めるものの、またしても爆睡。高速にはいって目が覚めて、読書にいそしむ。
交通事故関係の本を2冊。とりあえず目をとうさねば、なのだ。
一冊は息子さんが事故にあって加害者や警察と闘かわざるを得なくなったフリーライターが書いたもの。よくわかる本。弁護士のモノよりはるかに力が入っている、当事者になるとはこういうことなんだと、改めて思った。
一応4時間で、斜めだが内容把握完了だ。
やれやれ。

いつのまにか車窓の景色は赤城山をすぎて県境へ。
緑がしたたっている。
日本の夏の色だ。

長岡北着、3時。早め着。
おおかたの客はすでに湯沢で降りているので車内はがらがら。
新潟まで後一時間、湯沢からだと2時間かかる。新潟県って広いな、と感じる。
高速を降りると、ミツコさんが迎えに来てくれた。
実家、1月以来かな。

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**旅行人より・・おもしろ話****

◎ カイロの動物園にゃ、シェパード犬がおりに入れられているという。
わけ:イスラムの国は犬を汚れたモノとして嫌うので、町中にいない。だから、動物園で見る。そういえば、カイロで犬ってみかけなかったよなあ・・そういうことだったのか。猫はいたよ、猫は。
◎ イスタンブルの動物園には、豚、猫がいる。
わけ:豚、そりゃ、彼らはたべんもんねえ。めずらしいよね。猫はなんで?野良系の猫、見かけたよ。

★私の体験
 アイスランドの動物園には豚、山羊、鶏・・・別に珍しくもなんともないやつがたくさんいたよ。
 日本人が上野のパンダ舎に群がっていた頃、中国の広州や西安、上海の動物園のパンダは珍しくも何ともないらしくて、ほとんど放し飼い状態。小汚くて、やけに元気に遊んでた。全然大事にされていなかったよ。見ている人もあんまりいなかったし。中国人に人気なのは猿、猿山だ。それから、あの毛が金色の猿(キンシコウ?)。確かにパンダより、猿のほうが見ていてオモロイよね。
さすがに孫悟空の国、B型人民たちよ。
ちなみに、パンダ、中国語では「熊猫」(シュンマオ)といいますだ。

私も動物園、好きだから、けっこう行くんだけど、カイロとイスタンブルではいかんかった、ほかにみるモノがたくさんあって。次回は見てこようぞ。




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