世界お遍路 千夜一夜旅日記

2002年07月15日(月) リトアニア・インフォメーションセンターへ

長岡北発9時05分の高速バス、池袋東口1時過ぎ戻り。
弟が送ってくれたのだが、父母も乗って付いてきた。父、ますます無表情になった。動作のすべてがすごくのろくなったし。具合は良くなっていないということなんだろう。

連日の雨で、県境の山並みからはガスが立ち上り、ちょっと神秘な雰囲気だった。

帰り、西新宿にある、リトアニア・インフォメーションセンターによった。
バルト3国で唯一日本に窓口を持つ国だ。
歴史的にいえば、まだ独立して10年あまり、あのソ連邦の崩壊のどさくさのときに生まれた。もともとソ連邦に併合され、虐げられてきた国だ。
後の2国ラトビア、エストニアもそうだが、ロシア系住民が多い。比べてリトアニアは、リトアニア人が多い。だから、独立も後の2カ国より早かった。
といった歴史を知らなかったので、2000年夏アイスランドで、ラトビアの子にあったときに、私の国はよい国よ、私は祖国を愛しているわ、と聞かされて、その祖国への思いの熱さに、日本人はこうはいえんなあと感じた、どうしてこうも素直?の謎が解けたものだった。彼らは、ごく最近に勝ち取ったのだ、独立と自由を。

ところでインフォメーションセンター。観光局だと思ったのだが、なんと倶楽部ツーリズム(近畿日本ツーリスト)が運営している。観光局を自国で持つほどの力がない国がここで情報を提供している。
リビア、チュニジア、シリア、ペルー、ルーマニア、等々、興味津々の国があって
どこかで自分のうちにある「放浪のトラベラー」的マインドを押さえねばと思っているのに、逆に火をつけられた感じ。
ペルーとかチュニジア、リビア、シリアの資料をもらってきてしまった。

若い、リトアニア担当の女性に大変親切に応対してもらって、南のリトアニアの首都から、北のエストニアまでいったときに、またエストニアの直行するバスがあるのか、あるいは3国間の航空便はといった疑問にしっかりと答えてもらった。
ネットサイトも教えてもらって、まあ情報の少なさがカバーできそうだ。
ただ、旅の情報は多すぎてもつまらんし、最低のことがわかるくらいにとどめたいとは思っている。

帰宅4時。
風が吹く、空は青い、夏だ。
台風の影響とは思うが、暑いけれど爽やか。
帰宅してお昼寝してしまった。

夕方起き出して洗濯、片づけ。

明日からの1週間が、26日アラスカ行きまでの勝負。
「怠けないでやらないといけない・・ぞ」
「あい」
と、自問自答のmohejiでした。


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