| 2008年07月19日(土) |
ホームレス中学生と夏のとびら |
どっちも、昨夜から今朝にかけて読んだ本である。 どっちも、これ書きたいから・・と塾生が持ってきたもので読まないと指導できないというわけで。 まあ、私は無類の本好きだから、ヨッシャと両手をあげて読むけど、感想文指導するのに、同じ本をよんで手取り足取りって、客観的にいえばかなり贅沢な塾だと思うぜい。なんて、自分ぼめしてはいかんね。
ホームレス中学生、200万分突破だそうな。 ホラ半分としても、100万は固いってことで、特に中学生が読んでるみたいで。 私としては課題図書で読んでほしかったけど、興味があるから、というのでいいよと。 公園寝泊まり、300円生活の空腹、このあたりを誇張強調せよという編集の指示通りに書いているわね。 しょせん吉本の芸人、話半分でええねん、というノリもありそうだが、それでも、家が差し押さえで、その入れない部屋の前でお父さんが「解散」と叫んで消えた、ことから始まる兄姉弟三人の苦難は誇張はあるにしても事実だろうし。 文がつたないだけに読みやすいし(最低限、読んでわっかる文になっているんで、読解力はいらない)、描写がシンプルなんで想像力も働く。フツーのライターならば、−に働く要素がこの本の場合、すべて+要素になっているね。 で、シンプルなだけになくなったお母さんへの思慕がせつない。そうして、人のためにまずは考えて動くお母さんのしつけというか教えが、この兄弟3人を支えて入るんだな、と伝わる。 家族小説、とおもって読むといい。 読後感はいい。 売れるわけだわ。 これを中学生がたくさん読むって、多分、いいことなんだろうね。
もう1冊の夏のとびら。 お父さん会社社長、母、娘のマヤちゃん6年生、塾とミニバスをがんばっている。ある日、兄が警察に補導された。そこから、歯車が狂い始める。 ありがちな話ではあるが、テーマは重たい。 「お父さんとお母さんと自分は違う種類の人間だとわかった」と中学3年の兄が宣言する。 これは小学生ではなくて親世代に読んでほしい物語だよね。
あと「兵士ピースフル」っていうのを半分。 「オッデセイ航海記」だったかな。これ1冊。 これで完了だけど、この週末も「ホンヨモ」(お前は新潮社か)です。
今寺宝温泉から帰ったんだけど、満月が不気味な色をしていた。 今日は金魚がやけにうろうろしていたし、いやな感じ。 北東に直下型系の地震雲をはっきりと認めた。
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