世界お遍路 千夜一夜旅日記

2009年07月09日(木) お手紙

関東地方は暑いらしいが,当地は雨の1日.
涼しい.
半袖Tシャツが寒いくらい.

あの伝説のお遍路さん幸月さんが,仮出所されたというお手紙が,愛媛のある方(Aさんとしておこう)から届いた.
彼は,入獄後の幸月さんを一貫して支援されている.
いつだったか,仮出所にあたり身元保証人になる.
住まいやそのた諸々の準備のために費用がいる,カンパをと言うことだったので,気持ちばかりをさせていただいた.
その報告ということであろうが,幸月さんを大阪までお迎えにいき,高野山を参拝し、生活保護が先か定住が先かといった綱渡り的なところをなんとかクリアされて今は,市営住宅におられるということを報告してくださっている.
幸月さん、86歳,よかったなあ.(9月が本出所らしい)
それにしても,Aさんの誠実さというか一貫した優しさというか,その筋の通し方に頭がただ下がる.
そしてただその落ちつき先の決定やことがうまく運んだことを「遍路の功徳」「お大師様のおかげ」ととらえておられる.
美しいなあ・・・胸を風が吹きぬけたよう・・・
このところの自分の落ち込みや、だめさが浄められたような。

唐突だが,
肉体を失ったものはどう生きたか,かだ。
そして,今肉体を持つものはどう生きるか.
そして,善なる行為であってもそれをどうして為したのか.
肉体に閉じ込められた魂は,エゴから完全に離れることはむずかしい.
しかし,それでも行為に「きよらかさ」がどれだけ伴うのか.
これが大事な気がする.





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