世界お遍路 千夜一夜旅日記

2011年05月20日(金) 新潟県立近代美術館の常識に・・?

開館早々に、出かけたが…なんと入り口で写真撮影をしている。で、そばに立っていた人が、そっちへ・・みたいな合図.
入り口は、どんな美術館でも「うり」の作品が展示してある。本日は、平山郁夫さんである.
そこに撮影隊がいるのだ.
しばし、奥の土田麦僊さんの絵でやり過ごし、平山郁夫氏の作品鑑賞.
展示を進むと、またいるではないか。
で、ついていた女性職員が「すみません、撮影中なので・・」と、またまた人払いをしているではないか.
はあ??
私、久々に切れた.
「どうして開館前とか、閉館後にやれないのよ、見にきていて、こういうことされるのはへんだ。私が行く先々にいるじゃない、見られずに黙ってあっちにいったお客さんもいるよ!!」
ぷんぷん。
世界の有名美・博物館はほとんど行き尽くした.後は台湾の故宮博物院のみ.
国内も有名・無名を回っている。
多分、これまでの人生でその数、回数は、数百回だろうさ。
でもだ、開館時に、観に来たお客さんを人払いしての撮影ってはじめて見た.非常識、といいきってしまうぞ.
どうしてもこの時間にやらなければならない事情があるなら、「これこれで申し分かりません、○分お待ち下さいませんか」
って、案内をなぜしないのだ?
すみません、すみませんって、慇懃無礼にお客をこばかにしたような口上で、まったく不愉快なり.
美術館は、観に来る人にどうたのしんでいただくか、感じていただくかが勝負だと思う.
それが「入場料」をいただくってことだと思う.
それができていないのだ
それにしても、他のお客はどうして何も言わないのだ??
それも不思議だ.

とりあえず特別展を見て(何点かあった片岡珠子と横山操の作品がよかった)、常設展へ.
そうしたら…なんと、「監視席」っていうのかな、職員が座っている席が空席.
20分以上、わたし1人で見る人も来なければ、職員もこない。
いいのか・・・私に悪意があったら、作品を傷つけられるし、持ち去ることもできるよ…
そういう想定はないのかねえ。
奥の部屋は、藤田継治とか、安井曽太郎とか、モーリス・ドニとか、有名どころの作品もあるのに、だれもいないのだぞ。

非常識な写真撮影にしろ、このだれもいないゆるみ加減にしろ、多分、近代美術館全体の組織がおかしいのだろうな。
きっと、今に問題起すよ、新聞に載るような.
だって、一事が万事っていうもん.

先日からわたしの心に響いている言葉
「原発を止めたら、心にひとつ安心が生まれます」by高村薫さん
「いきいき」だったかの広告にあった.
高村さんって、「神の火」という原発関係の作品があったはず.
私は「マークスの山」しか読んでいない読者だが、この方の発言はいつもそうだ!といいたくなることが多い.
「神の火」も読んでみたいとは思う、今このときに。

あちこちから、規定値以上の放射能が検出されている.
ホントに汚染列島になっている・・悲しい.


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