† 真 夜 中 の ア ン ド ロ イ ド †
ねぇ、だからお願い。この腕を離す時は、付け根からもぎ取って。この手は貴方を離す事はできないから。優しさはいらない。痛みだけでも残して欲しい。滴り落ちる血を踏み越えて、真っ赤な足跡を残して、振り返らずに、背を向けて。そうしたら、そんな貴方のくれた痛みを抱き締め、これからも生きていけるから。