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2006年03月30日(木) オージーコイン
オージーコイン

夕方ロッジ近くのパン屋で買物したとき、 1ドル硬貨を2ドル硬貨と間違えて店員の小母さんに渡してしまった。 「からかってるの?」と微笑みながら聞かれたので、 「オージーのコインにはまだ慣れていない。 日本のコインの幾つかには穴が空いているから区別しやすいのに」 と答えたら分かってくれたようだった (彼女はどうも中国系のようである)。

豪州のコインには5、10、20、50セント、 1ドルと2ドルの6種類がある。 1セントと2セント硬貨もあるらしいが、 私はまだ見たことが無い。 普段の買物では5セントが最低単位なので 要らないのだ (値段の最後の桁が1、2セントのときは切り捨て、 3、4セントのときは5セントに切り上げる)。 5、10、20セント硬貨はどれも多分洋銀製で、 値が高いほど大きくなる他は互いに良く似ている。 50セント硬貨も洋銀製のようだけど、 これだけは硬貨の中で唯一12角形なので一番分かりやすい。 なので私の一番好きなコインである。 1ドルと2ドル硬貨は真鍮製のようで、 これは1ドルの方が大きい。 これら2種類の硬貨も大きさが違う以外 私には区別が付きにくい。

では日本の硬貨みたいに何種類かに穴を空けて 互いに区別できるようにできるかというと、 そのままでは不可。 というのはどの硬貨の片面にも元首である エリザベス2世の横顔が刻印されているから。 そう言えば不思議なことに日本の硬貨には人物像は見られない。 人物を載せるスペースを選ぶか、 それとも穴を空けて硬貨の額を分かりやすくするのを選ぶかは なかなか難しい選択のようである。


ハッピーパイパー
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