つい先日、ニュースでエルトン・ジョンが同性婚をすると報道されたのは わりとみなさんも知っている事だと思う
イギリスで12月から同性婚を認めるという事らしい
同性婚を認めているという事ではゲイの権利が確立しているという点で やはり、ヨーロッパがダントツらしい
世界で初めて同性婚を認めた国をして知られているのがオランダ 96年に同性愛に対する差別を禁止し 養子を迎えることができないなどの区別があったものの 年金や社会保険、遺産相続の権利は認めて 2000年12月、同性のカップルにも男女の結婚と全く同じ権利を与える法が成立した
ハワイでは、内縁関係にある同性カップルに介護や遺産に関する権利を認める法律も成立させ、結婚はできないけどもゲイの権利は認めていると言う
同性婚とは同性同士で同じ籍に入ると言う事 しかし残念ながら、男女の婚姻関係に付随する権利はあったりなかったり 片方が入院した時に家族以外の面会が断られたり 保険や税金、遺産等同等の権利が与えられていると言うワケではない それを認めているのが所謂“パートナー法”といわれるものである 結婚はできないが、男女間の婚姻者同士と同等の権利が得られるものだ
日本でもパートナー(シップ)法とまではいかないものの 同等の権利を習得できるシステムはいくらでもある
いざ、日本で同性婚が認められるようになったとしよう 一体何組のカップルがそれに便乗できるだろうか もしそんな事になったら日本中大ニュースになって 同性同士で婚姻届を出そうモノなら テレビや新聞などのメディアにいやでも追い掛け回される結果になるだろう 全国ネットで顔や名前が出てしまうリスクを背負ってまで 同性同士で婚姻届を出すカップルは微々たるモノだろうとダイドは思う
確かに法的な権利は障害における重大で重要なものだろう しかしそれよりもっと大切なのはそれを当たり前だと捉える事のできる社会なのだ
なぜ今更こんな話題を出したか… つい先日、常々読みたいと思っていた、とある本を入手したからだ 『先生のレズビアン宣言』著・池田久美子 これは6年も前に出版された本なのだが 今から8年前に現役高校教師がカムアウトした時の事が記されている本である 案外読んだ事がある人もいるかもしれない それを読んでから最近少し薄れていた セクシャルマイノリティに対する様々な構想を再び持ち始めた今日この頃のダイドでした
余談だけど、先月だったか… あややのモノマネで知られている前田健君が本の出版に際し ゲイであることをカムアウトしたと知ってビックリした でもなぜか違和感ないんだよね(笑
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