ダイドの毎日


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2006年02月26日(日) グッチョイス!

今日は彼女とMTFの友達とダイドの行きつけの美容室へ行ってきました!

ダイドと彼女の担当の美容師さん…
とてもステキな人です!!

3人で行って最初はダイド、行きまーす!って事で
シャンプーしてもらいながら
『あの友達、可愛くしてあげてね』
『うん、あの子って女の子でしょ?』
『…そう見える?』
『え!?女の子でしょ??』
『女の子にしてあげてね』
『う、うん、わかった』
という会話をし

その子が切る時に具体的なイメージが伝わらなくて
ヘアカタログをメンズとレディースとどっちを持って行こうかと
悩んでいる美容師さんに
『ひょっとしてこっち?(レディース)』
『うん、そっち(レディース)』
『マジで!?』
『うん、マジで』
『ホントに?』
『うん』
という会話をし


それで美容師さんがその子がMTFだと確信したわけです
もちろん『トランス』とか『MTF』とかっていう言葉なんか知らないと思うけど…
“そういう人”だとわかったみたいです


その子がちょっと前に髪を切りたいと言ってきたので
ダイドは迷わず『ダイドの行きつけの美容室は?』と言いました
なぜ、薦めたか…


もちろん、ダイドが仲良く話せる美容師さんがいるからってのもありますが
その美容師さんが問題なんですね

ダイドはもちろんカムアウトなんかしてないけど
それでもその美容師さんには何でも話せる気がするんですね

その美容師さんの同級生にFTMがいる事(ある意味すごい)と
元々サバサバした姉御はだで何でも受け入れてくれそうな事がありました


可愛いカンジ…と抽象的なイメージしかない友達を
どうしたら可愛くて似合う髪型にするか真剣に考えてくれて切ってる姿
そして帰りに会員カードを返す時に
『ダイドと…煉と…そっちの彼女…ハイ』
と普通に口から出た言葉
本当に感動しました
もちろんその子は元々可愛い顔をしているので
完全にパッシングしてるせいもあるだろうけど
自分と違うセクシャリティを普通に受け入れてくれる人間性が
尊敬に値すると心から思ったんです

正直、ダイドは不安だったのも事実です
ダイド達は元々“MTF”だというのを知ってるので女の子っぽいと思ってるけど
全く知らない人からみたらどう見えているのか…

そんな不安は完全に無くなりました
その子が完全にパッシングしている実感
そして何よりその美容師さんがダイドの思った通り
自分と違った人でもちゃんと受け入れられる人だという確信

今日、連れてって本当に良かったと思います
ひょっとしたら連れてった友達本人は髪型が不本意だったかもしれない(多分大丈夫)
雰囲気とか人とか合わなかったかもしれない(わかんないけど)
でもやっぱり良かったとダイドは思います


きっとこれからも多少カット料金が高いと感じても
それでもあの美容師さんのいるあの美容室に通うでしょう
とてもステキな美容室です!!!(自信はあります!)


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